そして年が明けた1月に、新ホール建設に合わせて司会セミナーを開講。
ということで、今までは八戸駅で下車していましたが、
今度からは七戸十和田駅に変わります。
すこしだけ、近くになりました。
毎年お世話になっている会社ですから、新ホールを建設はオメデタイ。
このエリアの死亡人口は約700人。
そして葬祭ホール数は4会館ということになります。
(この会社で2ホール)
5~6年のお付き合いになりますが、少しずつ上達してきて今では結構巧みです。
特に入社2~5年程度のスタッフの伸び率が目立ちます。
継続して研鑽を積むことで、少しずつではありますが結果を出してもらいたい。
また研修の度に、この地域独特の葬送の方法など、沢山教えてもらいました。
例えば「仮門(かりもん)」の習俗。
出棺時、竹でこさえた仮の門をくぐらせることで、
死霊との別離を確実にする意味合いがあり、穢れた世界と他の世界の境目を表す。
※真宗で言う「仮門(けもん)」とは意味が違います。
また神道で使われる植物「榊」。
榊には神が宿り、特に先端の尖った枝先は神の依代にふさわしい。
しかし、榊は関東以南の温暖な地域に生育するから、ここ青森では別種を使います。
「ヒサカキ」と呼ばれるもので、「非榊」なのでしょうが「姫榊」と書くようです。
青森で良く見かけるのは「イチイ(櫟)」です。
この木は結構扱いやすくて、防風林としても重宝されているようです。
今回の研修は、お隣の秋田県からも参加され、夜はドーンと交流会がありました。
青森の名物料理は、八戸のせんべい汁(イマイチ)、十和田の長芋(美味い)、
ウニとアワビのいちご煮(イマイチ)、田子のニンニク(美味い)、ホタテ料理各種(美味い)、
スタミナ源たれ(常備すべし)、大間のマグロ(美味い)、馬刺し(美味い)、りんご(美味い)、
クジラ肉(密かに美味い)、カレイや身欠き鰊も美味しいです。
上記の物が出たわけじゃないけど、
美味しいものを目の前にして、話が弾まない訳がありません。
やはり同じ東北でも、葬儀の方法論は色々と違いがあるようで・・・。
お互いが驚かれている様子を見て、逆にこちらが驚いたりと様々です。
葬儀は奥が深いというか、隣の県なのに・・・不思議ですなあ。
私は一次会で部屋へ戻ります。
何せ今日はサッカーアジア杯の決勝です。
盛り上がり過ぎた皆さんは、町中に消えてしまいました。(サヨーナラー)
宿泊したホテルの前の通りには、今は使われていない昔日の面影が残っていました。
昔は皆で映画を観たもんさ。(私の九州も一緒ですたい)
敬虔なクリスチャン、国際人として活躍し、5千円札の肖像にもなった新渡戸稲造。
「願わくは我太平洋の橋とならん」の言葉で有名です。
この祖父が新渡戸傅(つとう)と言って、新田開発に情熱を傾けたそうです。
彼は花巻から十和田市の近辺に至るまで川を引いてくれたおかげで繁栄したらしい。
川の名前は稲生川で、それに架かる橋の名前は稲生橋・・・新渡戸稲造からか。
それを祀った神社がありましたし、十和田市には新渡戸記念館があります。
サッカーは大感激、お蔭で睡眠不足、そして凍えそうな寒い朝。
雪道を走り、初めて目にする地吹雪、粉吹雪にビックリ。
―――ホント痛い寒さだねーーー。
お疲れ様でした。
さて、何の脈絡もございませんが懐かしい映像がありました。
楽しんでください。
映像1-1
続きは明日。