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2011年03月08日

葬儀社様専用「接遇DVD」の撮影をしました(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

関西地方のある葬儀社様で「葬祭ホール支配人養成講座」が行われています。
3年目の今年は、積み重ねて来た勉強をDVDに残すことになりました。
出演者は、これまでの8回の接遇研修会すべてに出席したスタッフたちです。


前回の研修会では、撮影用に復習を含めた
接遇フォーメーションマニュアルを作りました。
もちろん、スタッフたちが追加したいシーンがあれば、
動きでも言葉でも、どんどん足して行くつもりです。
そしてこのマニュアルは、最終的にはDVD付のテキストになります。
3年間の勉強の成果が表れるようなDVD作りを目指して、
私も一生懸命サポートしました。

撮影は、葬儀社さんとお付き合いのある、プロのカメラマンにお願いしました。
今回は、焼香案内~お別れ準備でした。
私がカメラマンに、どのようなシーンが撮りたいのかを伝えると、
すぐにアングルの提案があって、スタッフを交えて練習をします。
何回かその練習を繰り返しながら、接遇の動きとセリフがコナレテ行きます。
スタッフ達は、みるみる内にプロのアテンダントに変身していきます。
みんなに見られながら撮影をするわけですから緊張は極限のようですが、
これだけ頑張った経験は一生の自信となるでしょう。
みんなで作る接遇DVDは、よい作品ができると確信しています。
私が持つ葬儀接遇のイメージをスタッフ達が
よい形にしてくれるのでとっても楽しかったです。
次は、遺族来館から開式前案内までの7シーンを撮影します。
頑張りましょう!

追伸:
私がこの研修会で毎回宿泊させていただくホテルは、
阪神淡路大震災の時に大きな被害を受けた地域にあります。
朝焼けの窓からは、すっかりきれいに修復された町並みが見降ろせました。
海側は活気のある街並み、山側は六甲の山並みが見渡せる
このホテルが私は大好きです。

この葬儀社様も、震災の時には本当に大変な思いをしながら、
亡くなられた方々のお葬式をお手伝いしたそうです。
それ以来、地域の方々がこの葬儀社さんを見る目が変わったと伺いました。
「思い」が通じたのですね。しかし人間ってすごいですね。
あれだけの震災からこのように立ち直るのですから・・・。
この地がいつまでも幸せでありますように祈りながら、
この景色を楽しませていただいています。


投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2011年03月08日 08:00

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