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2011年03月30日

日本人のお辞儀(工場長こと古家寛)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

昨日のチャリティーマッチは、カズゴールが良かったですね。
ああいうところで決めるところ、さすがキングです。
(それにしてもサッカーとプロ野球は、どうしてこうも印象に差が出たのでしょうか…)

さて、震災があって随分と前の話題になってしまいますが…。
インテル長友佑都が移籍後初ゴールの時の話です。
欧州の強豪クラブに加入している日本人の中でも、
最も有名なクラブに入っているだけに、価値あるゴールでした。
興味深かったのがゴール後の「お辞儀パフォーマンス」。
チームメイトに笑顔を誘っていた気がします。

外国人は「お辞儀」が慣れないのか、ぎこちない選手が多かったです。
スナイデル(10番、オランダ代表)とパンデフ(27番、マケドニア代表)は、ほぼ棒立ち。
カルジャ(右端、モロッコ代表)は、会釈とも言い難い角度だけど、
彼はイスラム教国だから仕方ないかもしれません。
(イスラム教では、お辞儀は神のみに対して行われる行為だそうです。)
エトー(左端、カメルーン代表)は、いい奴ですね~。
長友に合わせて、最敬礼近いお辞儀をしてくれました。

動画・写真にはきちんと写っていませんが、長友のお辞儀の先に、
インテルのキャプテン、サネッティ(アルゼンチン代表)がいます。
そのサネッティの試合後のコメント。
「前もって用意していたわけではないよ。でも僕は、あれ(お辞儀)が
 日本で尊敬の意を表す仕草だということを知っていた。彼(長友)とはいつも、
 練習グラウンドに着いて顔を合わせたときにあれをやっていたんだ」

お辞儀は、日本では挨拶や感謝、敬意などを表すために、
相手に向かって腰を折り曲げる動作です。
ヨーロッパではお辞儀より「握手」が一般的ですが、
長友はサネッティにお辞儀を教えていたのでしょうね。

ちなみに、日本は湿気が多く、お互いの手が汗で湿っている事が多い状況から、
握手が敬遠されお辞儀をする文化が広まった…という説があります。
あと、「お辞儀」の「お」は、「お店」や「お茶」と同様に美化語です。
だから「辞儀」と言っても文法的には問題ないのですが、
今まで「辞儀」と言っている人を見たことはありません。
むしろ、「ジギ」と言っても通じません。

とにかく、ずいぶん書くのが遅れてしまいましたが、
長友選手、初ゴールおめでとう。
これからもゴールとお辞儀を量産して、明るい話題を日本に提供してください。
観客からの「ユート」「ナガトモ」のコール&リスポンスを、
もっと聞かせてくれるものと期待しています。

・・・ということで、恒例の割り込み↓↓
この頃の社長と、今の私がちょうど同じくらいの年齢なのですね。
不思議な感じです。


<井手の割り込み>
では、第9話です。
私も大学に入った頃は6畳一間のアパートでした。
こんなにボロではありませんでしたが、それでも懐かしいです。


太君、東西銀行に内定したようです。
いい会社・・・らしいです。


投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2011年03月30日 08:00

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