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2011年04月04日

氷川神社に参拝(工場長こと古家寛)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

うちの近所に氷川神社がありまして、先日参拝してきました。
氷川神社は、「祇園さま」のスサノオ信仰系列の神社で、
スサノオと自然神である氷川神が習合した独自の信仰です。
氷川系の神社は、埼玉県を中心に200社程度あります。

祭神がスサノオ尊で、防災の神、歌人の神なのですが、
川越の氷川神社は、結婚式場の氷川会館と併設していることで有名です。
スサノオ尊を含め2組の夫婦神が鎮座していることから、
縁結びの神社としての地位も確立しているようです。
ホームページを見ると、むしろ縁結びの方をプッシュしています。
参照:http://www.hikawa.or.jp/jinja/index.html

我が家的には、家庭円満や安産の御利益を賜りたい
という希望を持って散策していると、
「柿本人麻呂神社(通称、人丸神社)」という末社がありました。
スサノオとは歌人つながり、ということでしょうか。
しかし傍に立っていた札を読んでみると、
なんと安産にも御利益があるようです。
ただ、その理由付けが、
「人丸=人産まる」
って、無理がある~。

駄洒落のような強引な意味づけで御利益があると言われても、
ちょっと苦笑いかもしれません(神道的には真剣なのでしょうが)。
そうはいえ、日本の文化には意外とこの種の言葉遊びのような
理由付けが結構ある気がします。
掛詞(かけことば)的に繋げているでもいうのでしょうか。
昔の和歌で、一つの言葉に二つの意味を持たせて意味を深める文化、
例えば
・ふる …「降る」、「経る」
・ながめ…「眺め」、「長雨」
・まつ …「松」、「待つ」
など、そのような言葉遊びの風情、韻を踏んで趣を感じる心を、
日本人は昔から持っていると思います。
オヤジギャクも馬鹿にはできません。

そういえば、日本で最も数が多いとされる稲荷神社。
「お稲荷さん」は五穀豊穣の神様ですが、
名前の由来は「稲生り(いねなり)」からきているという説もあるそうです。
神様に御利益を期待するのなら、
日本語の言葉の音を大切にしたほうが良さそうです。


では、例のごとく第12話 前半・後半をどうぞ。
太のお父さん役の石田太郎さん、大変面白い方でお世話になりました。
俳優としても、いい味出してますよねえ。
所でこの伊豆開発の話・・・どうなるのでしょうか。



投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2011年04月04日 08:16

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