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2011年04月21日

被災地の雑談から (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

66年間、唯一の被爆国として核廃絶を訴えてきた日本が得たものは、
「核の恐怖」であるとは・・・何とも皮肉。
憲法9条を66年間必死で守り、非核三原則なるものを守り、
自衛隊は随分悔しい思いをしてきた筈なのに、
その自衛隊に全面的にバックアップしてもらっているようだ。
自衛隊はホント素晴らしいよ。

思わず「えっ、何で?」と声が出た。
野口健、宮崎駿、中井正広。
この3人の共通点は、東日本大震災被災地にタバコを届けたことだという。
中井正浩以外は、ちょっと意外。
ツイッターでは意地悪く、
「だったらエロ本も届けてくれるのか」と過激に攻めていた。

私もずーとタバコを楽しんでいた人間。
家の者に言わせれば、ヘビースモーカーでいい迷惑をしたと言われます。
タバコは若い頃から何度か止めようと思ったけれど、なかなか止められなかった。
それが、自分が病気をした途端、ピタッと止めたのである。
これでは家族の前で恰好がつかない、結局自分が可愛いだけなのか。
しかし、私はタイミングというものもあるのではないか、とさえ思う。
世の中の空気が、時代の背景が、タバコを吸う時代じゃないだろう・・・と思えた。
実際、タバコを吸う場所さえ儘ならなくなっていたし、価格もうなぎ上りだった。
タバコは高いし、その上、吸う場所探しも大変でそんなことならいっその事・・・
という思い付きは、病気をしたという本筋があったからピタっと着地したのだ。
今は、タバコが嫌いになりつつある。
不思議なものだ・・・愛煙家が放つ匂いが嫌いになりつつあるから。
いや、良く考えてみたら人の煙草は元来好きでなかった気もする。

まあしかし、こんな事で彼らを批判しても何の意味もない。
それなら自民党の古株連中が
「原発を絶対安全だと言い続けて作ったのは自民党政権だ」
との見解を示してから、あれやこれや発言すればよいのに。
民主党も自民党も・・・人材がいない。

復興を祈る被災地の地酒として「復興酒」のアイデアを聞いた。
面白い。
是非、実現してほしい。


本日は第24話の前半・後半です。
どうぞ。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2011年04月21日 08:00

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