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2011年05月02日

長男が生まれました(古家寛)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

私事ですが…
4月19日に男の子が無事に生まれました。
母子ともに健康で、先日無事に退院しました。
出産までは、会社の皆様を始め、
多くの方に応援していただきまして誠に感謝しています。
無事に出産ができました。ありがとうございました。

ということで、出産日を振り返ってみたいと思います。
最終的に4月19日の22時前に生まれたのですが、
この日は早朝から妻が腹部に痛みを訴えていました。
以前にも陣痛に近い痛みはあったものの、
数時間待てば引いていたので、所謂「前駆陣痛」だったのだと思います。
しかし、今回は徐々に痛みが増しているようで、
いよいよ陣痛の痛みだと実感しました。

陣痛は今までの痛みとはスケールが違うようで、
昼休みや午後に病室に様子を見に行く度に、妻は悲痛な声を挙げていました。
夫である私はほとんど何もできない状況で歯がゆく思うばかり・・・。
私は怪我の痛みを我慢するのは得意な方(?)なので、
痛さだけでも引き受けたい気持ちになるのですが。
加藤さんからは「傍にいるだけで妻の不安が解消される」とアドバイスを
受けていたので、社長の御好意もありできる限り病室にいるようにしました。

夕方、出産より前に母体が持たないのではないか心配になるくらい妻の痛みが増し、
いよいよその痛みを紛らわすために、私も妻の腰を強く指圧したりしました。
こんな痛みの激しい状況が何時間続くんだろうと、
私も不安になって来た頃でもあります。
終わってみれば、もう少しで出産という状況だったのですが、
初めてだと今何合目あたりを通過しているのか全く掴めないので、
先の見えない感じが妻もきつかったと思います。

夜、ふっと痛みが落ち着いて、ささやかな休息を取っていた時に、
待ち望んでいた破水が起こりました。
今まで破水には勝手に悪いイメージを与えていましたが、
実は破水は起きてくれた方が良いのです。
破水が起きれば、もう子供は否が応でも出るしかないのですから。

助産師さんに連れられて妻が分娩室に行き、
準備後に私も立ち会うことができました。
立ち会うといっても、頭を押さえたりする程度なのですが、
妻の最後の踏ん張りを見届けようと、
今までの痛みが報われる瞬間を見届けようと、それだけでした。
そして、分娩室に入って30分もしなかったでしょうか。
出てきました。大きな初声とともに。

私が思っていたよりも早く子供は出てきまして、
所謂「ひーひーふー」といったイキミは、3,4回程度した位です。
子供が出てきた瞬間は、何とも言えない安堵を憶え、
妻には妊娠から10ヶ月もの長期間の苦労を労う気持ちで一杯でした。
母子ともに無事で、良かった。

今、母体は順調に回復中です。
妊娠していた体は出産後すぐに前に戻るということはなく、
少しずつ回復していくといった様子です。
子供も順調に成長中。
意味なく泣いたりすることがなく、手の掛からない子です。
私も、抱っこの仕方やオムツの替え方、ミルクの入れ方、沐浴の仕方など、
子育てを勉強の日々です。子育ては一つの能力ですね。


ではでは、お約束の、約束の夏27話を。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2011年05月02日 08:00

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