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2011年06月13日

葬儀司会研修ステップ1 3回目in千葉 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

現場スタッフ約50名に対するステップ1の講座のラスト。
先に参加した方々からの情報もチラホラと行っているらしく、
厳しい姿勢で臨んでくれて大変ありがたい。
でも、講座は楽しく、特に司会技術系は心の遊び部分の解放は大切な要素です。
皆様の真面目な態度には感心しましたけど・・・。

ステップ1の具体的テーマの一つは弔電の読み。
講座開始冒頭に弔電を読ませて、講座終了間近にも同様の弔電を読ませる。
一日だけで発声滑舌が急激に良くなるわけでもないのに、全然読みの巧さが違う。
これは、理屈を知って、理屈に沿って弔電を読んだからに他ならない。
まだまだレベルは上がる、但し、継続して約束したことを皆様が続けてくれるなら。
それでも巧くなるのは楽しいから「自分にも出来るんだ」とモチベーションが上がる。
自然とやる気が出て、結果、上達し続ける人がいるのが嬉しいのだ。

理屈の覚え方もなるべく簡単に頭に入ることが望ましい。
だから、短いフレーズで印象深く、をモットーにしている。
これで暫くは、司会をする時に頭から離れないはず。
また、そもそもつまらない講座では、全員が付いて来れない。
眠くなるよ、だって私の講座は長いから。
講座時間「午後1時~午後5時」なんて見かけるが、羨ましい限りだ。
長い講座は、そこの所の工夫が頭を悩ますのだ。
だからこそテキスト作りに相当時間が掛かる・・・割には、単純なミスも多い。
自分の注意不足を年のせいにして誤魔化している自分に呆れるけど。
きっと、講師という立場が一番勉強するのだろう。
しなくなったら講師を辞める時・・・お終いだ。

思い出パネルや3面の会葬礼状はいつも質問を受ける。
現場の人は、現場で使えるかもしれない・・・と思うと敏感な反応を示す。
ここには著作権を有した楽曲162曲や追悼文のサンプルやナレーションもあるのに。
皆さんからの質問を受けて、また新たなアイデアも浮かびました。(ウッシッシ)

会社設立から10年以上を経過し、改めて各スタッフの意志の統一を図り、
そして司会講座のステップ1を3回に分けて全員が受講する。
言うのは簡単だが、実現するのには幾多の困難があったはず。
しっかりサポートしていただいた社長以下、事務局の皆様にも心から感謝申し上げたい。
この会社のスタッフが、少なくとも司会が上達したと言われて欲しい。
皆様のご健闘を祈ります。
お疲れ様でございました。


では、約束の夏、第51話。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2011年06月13日 08:30

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