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2011年06月14日

葬儀司会研修ステップ3 in埼玉 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

千葉市から埼玉北部への移動。
近いようで遠く、これがなかなか大変だ。
千葉駅を夕方の6時に出て・・・結局、東京駅から新幹線に乗って熊谷まで。
後は在来線に乗り換えて、いつもの駅まで辿り着く。
iphoneの乗換案内で調べたら、新幹線が検索されたから仕方ない。
ノンビリ乗ってられない新幹線を体験したのは初めてだった。
殆ど群馬までの移動になった。
そして夕食はCoCo壱番屋で野菜カレー・・・どうだ。

 
(翌朝早くに撮影しました)

今回、宿泊場所はいつもと同じホテルだが、研修で使わせていただくホールは違う。
いつものホールは「健康フェスタ」なるものを開催していたらしい。
健康体操にB級グルメなど・・・目白押しだった・・・のかな。
私も今日は早起きです・・・現場が遠いので。

さてさて、私は以前から、今回使うこの寄居のホールは訪ねてみたかったのだ。
この会社のスタートを切った原点ともいえるこの場所を。(ちょっと大げさ)
この1ホールから始まったんだね。
もう少し古いだろうと想像していたのだが、全然そんな感じはない。
メインホールの形が八角形で、どことなく奥行きが感じられるし、落ち着く感じ。
建てられた当時としては斬新な感覚であっただろう。
椅子も古いけど、ムードがあるから不思議。
一目で好きになったホールである。
何が違うのか、建築家の意見を聞いても仕方がないけど・・・
関わった人たちの熱い想いが感じられるのか、それとも色使いが良いだけのか。
最近建てられた家族葬向きのホールがあるが、そのホールと同じくらい気に入っている。
ただ、外観だけは・・・ちと残念だ。

 

3ステップで司会研修をやってきたが、全てに出席できた人は半分ほど。
残念なのは、どこかのステップを聞いていないために遅れが出ること。
業務の都合だから致し方ないけれど、本当にもったいない。
それでも確実に上達した人が何人もいる。
嫌がらずに出席し、自分の弱点を理解したら出来るだけ努力で乗り越えるのみ。
厳しいと言えば厳しいが、技術系の講座は頭で理解しても結果は出ない。
それからデビューしたばかりの新人は今が一番大事な時期。
焦らずに、少しずつ勉強を重ねる習慣を身に付けましょう。
携帯電話は持ち歩く辞書ですから、疑問点が有ったらすぐに調べましょう。
少しだけ司会以外のヒントも。
10年後の予測・・・これまでの10年間の変化をベースに。
来年、老齢人口は4分の1を占めると予測されている。
一方、障害者人口は650万人で、その内老齢人口の割合は・・・。
しかも、年寄りは障害者じゃなくても・・・。
答えは自ずと見えてくる。
小学生の人口より、ペットとして買われている犬の数の方が多いとか。
しかもこれは人口構成から予測できたこと。
だから・・・これからの遺族控室には・・・・だ。
キャリアの積み方というのは、技術だけではない。
世の中の動きを、流れを感じる能力・・・頭が良いではなく、知恵であろう。
それは本質的に宗教が教えていることとも言えなくないはず。
来た仕事をこなしていくだけで精一杯な時期はいずれ終わります。
その時までに準備を、その時に勝負を・・・。

大変お疲れ様でございました。
皆さん、色んな意味で・・・頑張ってください。
(負けるな!)

それでは、約束の夏 第52話。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2011年06月14日 08:30

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