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2011年06月02日

葬儀司会研修会 中~上級編 in大分 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

葬儀司会の研修で大分へ向かう。
羽田から大分空港までは1時間半程度だが、
大分空港から大分の駅まで高速バスに乗っても1時間強。
飛行機が恐ろしく速いのか、車移動が遅いのか、大分空港の位置が悪いのか・・・。
とにかく、明日は市内で研修会が開催されるので大分駅の近くに宿泊した。


(大分駅前です)

右端に小さく映っている銅像は大友宗麟。
ここ大分県には、このような銅像がざっと10個以上はあるはず。
キリシタン大名で有名だが、我々はキリシタン大名という言葉に惑わされないように。
何となく平和で穏やか・・・のようなイメージを受けるだろうが、実際は違う。
戦国の世を伸し上がるということは、それなりに(当時は普通だが)あったようだ。
豊後の国の大名、大友宗麟の宗麟とは、法名だったはず。
本名は、大友義鎮(よししげ)といった。
1582年、天正遣欧少年使節を派遣。
大友宗麟の名代は伊藤マンショ・・・マンションじゃないよ。(笑)
宗麟の血縁である。
ということで、司会講座スタートはキリスト教についてお話したけど、
中~上級の皆様が、何も分かっていない・・ということは、
初級の人たちは・・・恐ろしいことになっているかも。
宗麟が泣いてるぞ。
でも、宗麟だって法名があるくらいだからさ、仏教ってことで仏教のお話。
・・・これも、私の膝がガクガクと立っていられなくなるほど・・・シーンだった。
分かってないのでは・・・何も知らなかったりして・・・中~上級の人たちなのに。
思い直そう・・・恥ずかしがってるだけなんだ、内弁慶は一日話をしていれば・・・。

大分県は小藩分立の歴史があるためか、方言について全県的な特徴はないと思う。
単に大分弁という一言でかたづけられない要素を含んでいる。
しかし、九州出身の私としては気なる所。
共通する言葉、ほぼ同じイメージを指す言葉もある。
例えば、セカラシー・・・忙しい、うるさい。
ナオス・・・片付ける、しまう
これらは福岡県の北九州地方の言葉と全く一緒である。
また、セカラシーは佐賀弁でも全く同義語。

少し変わっているけど、何となく意味が分かる言葉は以下の6個。
ヘソバーサン・・・助産婦
アテコスリ・・・マッチ
アツカマシイ・・・むし暑い
ホーチョー・・・煮込みうどん
オヨンナレ・・・おやすみなさい
メンドシー・・・恥ずかしい・体裁が悪い
マッチや助産婦は特に理解しやすい。

突如理解できたり、全く歯が立たない言葉は、
イーコロ・・・たくさん「もうイーコロ食うた」
ターフル・・・テーブル(オランダ語らしい)
フクノカミ・・・ねずみ
べーべー・・・子牛(べこは東北弁で牛)
テーブルがオランダ語らしいとか、フクノカミが貧乏神のイメージ?だったり、
べーべーというのが、東北弁のベコに語感が似ていたり。

話が別方向へ逸れたので、ごめん研修の話は次回。

では、約束の夏の第44話です。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2011年06月02日 08:30

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