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2011年06月06日

梅雨ですね(工場長こと古家寛)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

今年の梅雨入りは早かったですね。
統計を取り始めた1951年以降で、3番目に早い梅雨入りだそうです。
梅雨入りが早いからと言って、
明けるのも早くなるわけではないので、困ったものです。

さて、雨天が続くと外に出るのが「億劫(おっくう)」だな・・・
と思っていたら、「億劫」という字が気になって調べてみると仏教用語でした。
「劫」を「くう」って読むのは、珍しいですもんね。
「劫」とは、古代インドで最高の時間の単位。
億劫は、その一億倍。ということで、
きわめて長い時間のことを「億劫」と言っていたそうです。
転じて、「時間が長くかかり面倒だ」という意味になり、
今では「面倒」という部分で強くなって使われるようになりました。

そういえば、「お釈迦になる」ってのも仏教用語ですね。
・・・そのまんまか。
他に、、阿吽の呼吸、以心伝心、一蓮托生、有頂天、大袈裟、
言語道断、自由自在、醍醐味、頂戴、堂々巡りに、奈落の底、
現代の生活には、仏教用語が溢れている・・・と、
以前、社長のエッセイにも書かれていたのを思い出します。

仏教と言えば、最近気になるのが「法華経」です。
日蓮の人生もさることながら、
現代の新興宗教において、日蓮宗からの派生や、
法華経を経典とする教派が多いのは何故なのかしら、
という単純な疑問からです。
葬祭ディレクターの模擬問題作りに励んでいると、
その年その年で頭の片隅に残るキーワードがあるのですが、
今年は「法華経」になりそうです。

幸い、弊社事務所には法華経の本が多数ありまして、
時間の合間を見て勉強したいと思います。

<割り込み>
久しぶりに割り込みますが、私は本願寺の僧侶コースを出でいますので、
本願寺関係の本は、日蓮関係の本の数倍はあると思ってください。


雨の日は、読書に限ります。
ということで、とりとめのないエッセイでした。
ちなみに、今年の夏は3ヵ月予報で、
気温は平年並みか、やや高い程度の予報だそうです。
昨年は酷暑でしたからね。
今年の夏も、気になります。

最後に、約束の夏。
今回から第三部の始まりです。前回から3年後の物語を、どうぞ。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2011年06月06日 08:13

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