« サラリーマン川柳(工場長こと古家寛) | メイン | 葬祭ディレクター受験対策講習会in鹿児島・宮崎 (井手一男) »

2011年06月17日

歌には2番がある不思議(工場長こと古家寛)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

車通勤していると、読書ができない代わりに、ラジオで情報を得ることが多い。
得る情報は情報番組と変わらないのですが、パーソナリティと1対1(視聴者)、
もしくはコメンテーターがついて2対1(視聴者)で話しかけられている様子に、
テレビと違って親近感が湧くでしょうか。
それでも、車に乗っている時しか、積極的にラジオを聞かないのですが。

昨年からは「radiko」といって、インターネットでサイマル放送(同時放送)して、
コンピュータ上でラジオを視聴できるサービスもあります。
ノートパソコンで態々ラジオを聞こうとは思いませんが、
携帯電話からラジオを聞きやすくなったのは便利かと思います。
また、インターネットの方が広がりが大きいので、
例えば、聞いている音楽をその場で購入したり、
紹介されたレストランの情報にアクセスできたりできるので、
将来はインターネットを通じたラジオの聞き方が主流になるでしょう。

さて、ラジオは良く音楽が流れるのですが、
(そのため、最近の流行りの曲などキャッチアップしやすいのですが)
何となく音楽を聞いていると、ふと気になることがありました。
なぜ、音楽には2番があるのだろうか、と。
洋楽も、1番だけで終わる曲は少ないのですよね。
この2番がある文化というのは、何だろうなと。

さらに、名曲は2番の歌詞に心打たれるものが多い!という
仮説を勝手に考えて検証してみました。
1番なんて、乱暴に書くと人の気を惹くための歌詞で、
聞き手の心を掴むことが何より重要。いわゆる「フック」というやつ。
それに比べて2番は、顧客の呪縛から解放されて、
書き手の強い意思で想いが伝えられ、人間性が表れる。
だから、名曲は2番の歌詞に心打たれるものが多いのではないかと。

ま、これは勘が外れたようです。
いくつか検証してみましたが、名曲は、1番も2番も良い。これが結論です。
1番と2番は独立しているのではなく、
全体で計算されて書かれいるということでしょう。

葬儀の司会ナレーションには2番がないですが、
全体を計算して構成する、設計図を作るという点は似ています。
弊社独特の方法論かもしれませんが、
2度同じフレーズが出てきたら2度目は思いが深まる、
というルールがあり、それを計算して文章を作る・・・など。
詳しくは、司会研修にご参加ください。
今年のフューネラルビジネスフェア、シンポジウムでも、
多くの司会の約束事の話に触れる予定です。

・・・いつの間にか自社の宣伝につなげてしまうのは、悪い癖が付いたか。
では、恒例の約束の夏を。今回は、第55話です。

その前に、シンポジウムの詳細も、リンクを張っておきます。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2011年06月17日 08:34

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.mcpbb.com/blog/mt-tb-funet.cgi/2147

(C)MCプロデュース 2004-2013 All Rights Reserved.