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2011年07月27日

葬祭ディレクター技能審査対策in岩手 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

今年も新幹線で盛岡まで北上する。
盛岡は埼玉より遥かに涼しい。
クールビズ岩手だ。
そして意外に近い、東北新幹線は思いの外短い気がする。
東海道線と比べたらの話だけど、東海道線が基準になっている自分がおかしい。


例年通り、岩手の風物詩に触れることもなく、ただ只管、受験対策講座があるのみ。
仕事なんだから仕方がないか・・・しかし初日の夜、親睦会が開かれた。
皆が同じ時刻に集まるのだけど、全員が一斉に揃うということはなく、
多分に遅い人も交じっている。(岩手時間という人もいるが・・・)
東北では、宴会や親睦会が本格的にスタートする前に、
軽くビールに口を付けて・・・勿論、思いっきり飲んでも良いが・・・
そうやって飲むのを「練習」と称している。
この日も早速「練習」に励む私たちであった。(笑)
他地域の場合は何と言うのだろう?

さて、研修会場となったこのホール、中々素敵である。
私は外観が特に気に入っているのだが、後は中身が伴うかどうか。
勿論、中身も伴っているのだろう。
一人、特に司会が魅力的に巧い女性が居て・・・私は期待しているのだが、
最近大型葬の司会で実力の片鱗を見せつける機会に恵まれたそうだ。
どんなに巧くても、チャンスに恵まれなければ意味がない。
この女性にとって大変良かった。
いつ何時、チャンスは訪れるか分からない。
泣き言を言う前に、努力は続けるべきである。

受講生は、昨年の受講者から近年の難しさを聞いていたらしい。
ホント、私が難しいなあ・・・と思うくらいだから2級では手が出ないだろう。
まだ経験年数が2年だよ。
かわいそうだとは思いつつも、試験だから仕方がない。
次から次に難問を解いてもらおう。
頭を捻りつつ、冷や汗もタップリ掻いて・・・一日が終了。
そりゃあ親睦会の「練習」にも励みたくなるだろう。(笑)

被災して、仮設住宅にいながら働く人も居た。
お話を伺うことが出来たけれども、事実は小説よりも奇なりである。
本当に驚きの連続だ。
でも間違いなく良かったことがある。
彼は、決して挫けてなんかいなかった。
しっかり前を向いていた。
人にはそれぞれ色々な想いがあるだろう。
月並みな言葉だが「努力は報われる」と信じたい。
頑張れ!

二日間の講習を終え、秋田へ向かった。
皆さん、大変お疲れ様でございました。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2011年07月27日 08:30

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