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2011年08月19日

葬祭ディレクター技能審査受験対策in東京 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

綜合ユニコム様主催の誰でもが参加できる受験対策講座である。
ところが、平塚や岡山での申し込みから外れた方も居るので申し訳ない気もする。
担当のK氏には10年以上この講座を続けさせてもらっているのだが、
試験の移り変わりに応じて対応し、その都度何とかこなしてきた。
しかし、最近は時間の確保に苦労するばかりだ。
というより、本来学科試験対策の時間なんて取っていなかった。
学科試験は、過去問題さえこなしていれば何とかなった。
そういう時代もあったが今は違う。
だから学科試験対策をということらしいが・・・。

 

仮に、その対策を私がやらせていただくとしても、
二日間という日程では、その時間を確保するのに苦労するのである。
しかも短時間でやれる問題ではない。
だからネットで継続的に勉強をし、入社以来、数年掛けて受験するのが良いと思う。
その環境が・・・綜合ユニコム様には難しいのであろうか。
だから一日で、しかも数時間で・・・となれば、困ってしまうのだ。
ただ、現時点に於いては、学科試験に落ちた人の比率がそれほど大きい訳ではない。
私も最近の学科試験がかなり厳しいと口煩く言っているし、
受講生もそのつもりで猛勉強してくれているからだろう。
ただ、現状のままでいい筈はない。
今の内に何とかしなければならない問題である。

 

この講座には、それこそ様々なタイプの人が参加されて面白い。
幕張が得意な人、司会が不得意な人・・・等々、極端な人が多く、
それを見るにつけ外注している業者の多さに驚くばかりである。
例えば入社以来、幕張なんてやったことがありません、とか
司会はいつも外注だから、聞いているけど自分で業務としてやったことはない、とか。
これは特別な例ではなく、現代の葬儀社の広範な仕事の中では珍しくないはずだ。
しかし、それなのに一日で社葬の司会が上達・・・というのは贅沢すぎるだろう。
幕張にしたって同様のことが言える。
普段はテーブルに被せるだけ。
だから、三倍幕なんか張ったことは一度もない。
そんな諸先輩も多いはず。
それを一日で張れるようにする、乃至は、コツだけでも掴んでいただく。
申し分ないと思うのだが・・・。

話は変わって先日の工場長のエッセイ・・・土砂加持について。
真言宗で光明真言(オン アボキャ ベイロシャナウ マカボダマニハンドマジンバラ
ハラバリタヤ ウン)を108回、土に向かって唱えると、その土が清浄なるものに・・・
福島県下の学校の校庭の土を何とかしてくれないか・・・と思った。

 

何だかんだ言っても時間は確実に過ぎていく。
止まってはくれない。
時が少しずつの歩みを止めることがないように、
受講生の努力も止まることなく研鑽を積めば、いつかは合格するのが当然。
それを、どうしても今年中に成し遂げたいのなら、それなりの努力を要する。
厳しい事を言えば、誰でもが合格出来る試験ではない。
だから価値もあるのだ。
9月の上旬には、直前対策の問題も用意するつもりだ。
是非、頑張っていただきたい。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2011年08月19日 08:30

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