仮に、その対策を私がやらせていただくとしても、
二日間という日程では、その時間を確保するのに苦労するのである。
しかも短時間でやれる問題ではない。
だからネットで継続的に勉強をし、入社以来、数年掛けて受験するのが良いと思う。
その環境が・・・綜合ユニコム様には難しいのであろうか。
だから一日で、しかも数時間で・・・となれば、困ってしまうのだ。
ただ、現時点に於いては、学科試験に落ちた人の比率がそれほど大きい訳ではない。
私も最近の学科試験がかなり厳しいと口煩く言っているし、
受講生もそのつもりで猛勉強してくれているからだろう。
ただ、現状のままでいい筈はない。
今の内に何とかしなければならない問題である。
この講座には、それこそ様々なタイプの人が参加されて面白い。
幕張が得意な人、司会が不得意な人・・・等々、極端な人が多く、
それを見るにつけ外注している業者の多さに驚くばかりである。
例えば入社以来、幕張なんてやったことがありません、とか
司会はいつも外注だから、聞いているけど自分で業務としてやったことはない、とか。
これは特別な例ではなく、現代の葬儀社の広範な仕事の中では珍しくないはずだ。
しかし、それなのに一日で社葬の司会が上達・・・というのは贅沢すぎるだろう。
幕張にしたって同様のことが言える。
普段はテーブルに被せるだけ。
だから、三倍幕なんか張ったことは一度もない。
そんな諸先輩も多いはず。
それを一日で張れるようにする、乃至は、コツだけでも掴んでいただく。
申し分ないと思うのだが・・・。
話は変わって先日の工場長のエッセイ・・・土砂加持について。
真言宗で光明真言(オン アボキャ ベイロシャナウ マカボダマニハンドマジンバラ
ハラバリタヤ ウン)を108回、土に向かって唱えると、その土が清浄なるものに・・・
福島県下の学校の校庭の土を何とかしてくれないか・・・と思った。
何だかんだ言っても時間は確実に過ぎていく。
止まってはくれない。
時が少しずつの歩みを止めることがないように、
受講生の努力も止まることなく研鑽を積めば、いつかは合格するのが当然。
それを、どうしても今年中に成し遂げたいのなら、それなりの努力を要する。
厳しい事を言えば、誰でもが合格出来る試験ではない。
だから価値もあるのだ。
9月の上旬には、直前対策の問題も用意するつもりだ。
是非、頑張っていただきたい。