配信されていたデモ映像で気になったことは、
映像に日本国旗があっちこっちに散見されたことです。
韓国よりの偏向報道に対するデモだったため、
日本国旗を立てる演出だったのかもしれませんが・・・。
あまりに国旗の数が多いので、右翼っぽい雰囲気もあったと思います。
実際、街宣車も来ていたそうです。
偏向報道自体から議論が外れ、ナショナリズム的な高揚が便乗し、
右翼的な印象の方が強く残った雰囲気がありました。
その意味では、デモの目的が少しボヤけたデモの印象でもありました。
それでも、インターネットからの呼びかけで数千人の一般市民が集まり、
一つの纏まった行動をしようとするのですからスゴイことです。
6月の新宿の脱原発デモも、主催者発表で2万人が参加したそうですから、
こういう集団で意思を示すような活動が、
起きやすい状況になってきているかもしれません。
またインターネットがキッカケという点が、今回のデモ活動の特徴だと思います。
少し前までは、インターネット上でのコミュニケーションと、
リアルな世界でのコミュニケーションを多くの人が使い分けていました。
もう今は、インターネットが生活に根付いて、
インターネットと日常生活が融合した状況であり、そういう壁は無いのでしょう。
少し前までは、インターネット上での買い物すら懐疑的でしたからね。
今は全く不安なく、楽天やアマゾンが利用されています。時代の流れは早い。
インターネットで生まれる「横のつながり」も軽視できないですね。
現在の葬儀を考える上では、家族や親戚のつながりが基軸とした、
リアルな世界(葬儀会館など)での弔いが中心ですが、
インターネット上のつながりに対する新しい弔いの形が、
いずれ求められるのではないかとも思います。