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2011年09月05日

葬儀司会研修ステップ2 in愛知 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

2週間ほど前に行ったステップ1に続くステップ2の葬儀司会研修会。
参加者の9割は前回と同じメンバー。
この辺り、あっさりと実現出来るのはこの団体の懐の深いところ。
一般に業務の都合とやらが優先して、実現できないことの方が圧倒的に多い。
研修会はお休みではなく、仕事なのである。
だから、この日は業務そのものなのだが・・・。
仕事が暇だから研修には出席出来るが、
忙しいから欠席というのは、実は筋が通らないのだ。
他の業種で、こんなことがあるだろうか。
これは葬祭業界の大きな課題である。
そもそも計画的に人材育成が出来ない団体は論外だ。
これからの時代には通用しないと思っていい。

前回出しておいた宿題からスタートする。
「おぉっ!」少し驚いた・・・予想していたよりも・・・結構、上手い。
サンプルユーザー期間が一週間あったので、
その後の各自の勉強如何によっては大きな差が付く課題であるけれども・・・。

皆を褒めなければいけないが、朝一番から褒め称えても仕方ない。
少しでも悪いところを探し出し、重箱の隅を突いてやろうと思ったが・・・白旗!
参りました。
きっちりやってきてるけど・・・何故???

参加者の内、6割程度が業務経験半年以内。
つまり、ホヤホヤの新人さんである。
彼らは<やる気・(木)>という<木>を植えたばかりの人たちだ。
(昔のやり貝のCMが懐かしい)
だから一生懸命勉強してくるのだ。
ましてや、2週間後にまた私が来るとなれば、下手くそだったらそれこそ地獄行。
結果、良い結果が生まれたのだろう。
こうなればステップ2の講座はトントンと進む。
私が予想していた以上に、新人が上手くなる。

3年ほどのキャリアでありながら、プロ並みの方がいた。
声もすこぶる良いし、ムードもある。
テクニック、フィジカル、セオリーどれをとっても問題なし。
が、彼には総合司会の経験がないのだ。
もったいない気がした。
きっと外注の女性プロ司会者よりも巧いだろう。
そういえばこの団体、女性スタッフの不足だけが心配だ。
新人は素晴らしいのだから、残るは優秀な女性スタッフ・・・というのは贅沢か。
大変お疲れ様でございました。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2011年09月05日 08:30

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