« 「みちのく支援機関」ロート製薬の取り組みは立派 (井手一男) | メイン | 風邪っぴき(工場長こと古家寛) »

2011年10月17日

スティーブ・ジョブス氏逝く(工場長こと古家寛)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

先日、アップル社の創設者スティーブ・ジョブス氏が亡くなりました。
56歳という若さでした。言うまでもないことですが、
「iphone」と呼ばれるスマートフォンの開発を先導したのは彼ですし、
少し前には携帯音楽プレーヤーの「ipod」の開発を先導しました。
さらに少し前には「マッキントッシュ」も開発しました。
シェア争いでウィンドウズの後塵をなめていますが、
GUI(視覚的に分かりやすい操作画面)や「マウス」など、
一般人向けに分かりやすいコンピュータの市場を切り開いたのは彼でした。
振り返ってみるとコンピュータ界の最も偉大な発明者の一人と言えます。
私もiphoneユーザなので、非常に残念な気持ちで一杯です。

ジョブス氏は、プレゼンの名手でもありました。
残っている映像を振り返って見ていると、
「iphone」発表時のプレゼンの冒頭部分の映像がありました。
改めて見てみてもジョークが利いていて面白いと思います。

人と会話をするように話が進んでいきますが、
大衆を前にして会話をするように発表するのは、
なかなか難しいことです。
また、映像で見ても楽しめる程のプレゼンができるのは、
発明家と同等の偉大な才能だと思います。

さて、今回スティーブ・ジョブス氏が亡くなって、
気づいたことが一つありました。
アメリカで人が亡くなったことを示す時は、

 「Steve Jobs
 1955 - 2011」

と、墓標に書くように、ウェブ上にも表現するということです。
現在のアップルのトップページもそうですが、
ジョブス氏の訃報が伝えられた際、googleでも同様の表記があったそうです。
人の名前に、生まれた年と亡くなった年を表記したら、
その人がもうこの世にいないという表現になると感じた次第です。

日本でも、思い出のパネルなどでは、
「Steve Jobs 1955 - 2011」のような表現は良く見ますが、
その人が亡くなったという事を示す表現としては、ほとんど使わないと思います。
より的確に丁寧に、日本語で表記することが多いのではないでしょうか。
このような表記で死を表現するのは、
アメリカの文化の一つなのだろうと感じました。

それでは。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2011年10月17日 08:16

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.mcpbb.com/blog/mt-tb-funet.cgi/2240

(C)MCプロデュース 2004-2013 All Rights Reserved.