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2011年10月27日

全国こころの会の葬儀司会研修 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

「全国こころの会」様主催の葬祭事業協同組合の組合員研修会に、
葬儀司会担当の講師として呼んでいただいた。
場所は東京駅のすぐ近く、オフィス東京。
持ち時間は4時間。
だが、こんな短い研修は滅多にしたことがない。
だから全体のペース配分に苦労した。
でも、4時間位の研修の方が中身がギッシリと詰まっているようだ。

皆さん、身がギッシリの蟹と、スカスカの蟹とどっちがいい?
蟹なら何でもいいです・・・えっ嘘。
<身が詰まっている蟹でーす>
そりゃあそうだろう。
ならば、研修時間が2時間になると、ギッッッッッシリと身が詰まるかな。
(そんなわけはない)
与えられた4時間という時間に感謝。

しかし、研修は一見無駄とも思えるような話も捨てがたい。
本当に無駄ならいらないが、無駄なように思えて無駄ではない話。
近からず、そして遠からず、あらあら・・・いつの間にか繋がってくる話。
素敵な無駄のように思える話で役に立つ話はたくさん在るはずだ。
私は、そもそもが無駄のように思える話をしたがるので時間が短いと苦労する。
今回、その時間を減らすのに苦労したのである。


(理事長の挨拶からスタートしました)

理事長は、葬儀社単独の司会研修会で何度もお世話になった方。
「井手さん、何だか雰囲気が・・・太ったねえ」
(遠慮がちに言いにくそう・・・な雰囲気はありませんでした)
「はい、お世話になっております。10キロ太りました」
「10キロ?・・・10キロも・・・」
(大きな目が、ますます大きくなりました)
「ええ、10キロ太りました」
「それにしたも、相変わらずご活躍で・・・」
「いえいえ、太り続けています(助けて)」
太った話をしたことしか、記憶にありません。
で理事長の挨拶は、会員の皆様へハッパを掛けていただきました。
(気合も入ったぞ)

研修は初歩的な話からスタートして、フィジカル・テクニック・セオリーと、
それぞれの話をごった煮にしてしまいます。
(カッコよく言えば、ラタトィユゥでしょうか・・・よく分からずにスマン)
ごった煮ですが、闇汁ではありませんよ。
その日の気分で味付けが変わります。
というか受講して下さる皆様が鍵を握っている。
いつもそんな気がしています。
私の話の骨格は、この20年ほとんど変わっていません。

一つずつの課題を説明してから実践に取り組んでもらいますが、
面白い課題がたくさん用意されていますのでリラックスしてくれます。
各グループでの取り組みと、全体での取り組みを、
交互に混ぜながらやらせていただきました。
なるべく多くの皆様にマイクが回るように・・・いえ何回でもマイクは回します。
鬼のマイクリレーですかね・・・逃げることができません。
全国の皆様は、各グループ初対面が多いにもかかわらず、どんどんマイクリレー。

結果として、ちと吃驚なのは・・・巧かったことです。
例え実践が上手く行かなくても、ある意図を持ってチャレンジしているのが良く分かる。
つまり、頭では司会理論を理解をしていることが分かりました。
新人の方があまりいなかったので、それも影響しているのかもしれませんが、
どう差し引いたとしてもレベルは低くはありません。
そのことが一番の驚きでした。
(心の会・・・あなどれませんよ)

またいずれ、どこかでお会いしましょう。
大変お疲れ様でございました。

そのまま新幹線に乗って名古屋の東別院へGO。
名古屋キヨシホテルという、古―いホテルに宿泊です。
東別院から徒歩一分だから、ここに決めましたけどショックでした。
ウォシュレットが無い部屋は、アメリカ以外では久しぶりです。
そりあ落ち込むよ。
その話は、次回。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2011年10月27日 08:30

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