15年間、テキストの根幹は変えていない。
(変わったのは、私の髪の色とタイ自由・・・違った、体重である・・・わざとらしい)
しかし、マイナーチェンジの嵐で毎回同じテキストはない。
必ず変化をさせているので5年前に受講した人にとって、
テキストは一新されているだろう。
だから何?
(一度参加された方も、また来てください)
今の若者はプレゼン能力が高い。
人前で話すことに躊躇がない、度胸がある。
更にありがたいのは音感も優れているようだ。
(きっとカラオケもうまいだろう)
というのも、私の司会講座は音感が優れている人、耳が良い人が有利だ。
音の高低がすぐに聞き分けられたり、強弱の変化の度合いが分かったり、
その他、読みの速度の変化、暗くて柔らかい音と硬い音の違い等など。
最近、指導的立場の人の参加が目立つ。
ひと頃はプロ司会者が、司会資料やナレーションが欲しくて参加されたが、
今は会社の中で新人司会者を育てる人が多い。
(これも葬祭業界の小さな変化だ)
どのように教えたらよいのか、どのように注意をしたらよいのか。
それを学びたくて来たのだけれど、結局は指導的立場にある方が、
ベーシック講座でさえ、思いのほか指摘を受けるので<めげる>みたいだ。
ただ、どうすれば良いのかは分かっていただけた気がする。
司会には基本的なルールがあり、
それさえ守ればあとは自由にやらせてもいいのではないか。
一人一人の個性を大事にして、見守り、教育していく。
フィジカルとテクニックとセオリーに分けて教えてあげる。
現代にマッチした理に叶ったやり方であろう。
其々の会社で新人がレベルアップすることを期待したい。
大変お疲れ様でございました。