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2011年11月15日

俺たちに明日はない・・・こともない (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

最近、仕事が落ち着いた。
土日と云えば、家族で映画を観る習慣がある。
だから私も家族のイベントに参加させてもらっている・・・ようなものだ。
実は私を除く家族は以前からそうなのだが、月に3~4回は映画観賞している。
今は映画も安くなった。
その昔、会員になってパスを手に入れ、自由に映画館に出入りするのが夢だったが、
今や銭湯に行くような気楽な気分で映画館に入る。
友和さん(三浦)の付き人から俳優になったKさんが、
映画館に自由に出入り出来るパスを持っていて、当時はとても羨ましかった。
それが・・・時代の流れか、子供たちは映画を観るということに対して、
私たちが経験した緊張感や覚悟を感じることもなければ、
見るからに楽しそうにポップコーンを頬張りコーラを飲んでおります。
今や映画は贅沢ではありません。
今や映画は真剣に観るというよりも、気楽に観ます。

昔の話だけど、柄本明さんが、
映画の主役・脇役などの出演者は勿論、各スタッフの名前まで事細かに覚えてくる。
しかも外国の映画は、その表記の読み方さえ分からないのに・・・
(多分、パンフレットで知るのでしょうが)
それを自然に喋るのだけど、どう考えても<おかしい>。
絶対に意識して、無理して覚えているんじゃないだろうか・・・とベンガルさんが話していたっけ。
その意見に私は賛成していたが。
その頃は、そんな映画好きが沢山集まって、ガヤガヤ飲んでいた。
懐かしい。

さて、我が家がこの一ケ月で観た映画は以下の通りです。
・ステキな金縛り
・カイジ2~人生奪回ゲーム
・DOG×POLICE 純白の絆
・ミッション:8ミニッツ
・三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
・カウボーイ&エイリアン
・ツレがうつになりまして
・猿の惑星 創世記(ジュネシス)
(順不同です・・・思い出すままに書きましたので)

この内、私が出張で観られなかった映画が2本ほどありますが、
大体このようなペースで年間を通すと60~70本観ていることになる。
これは驚き・桃の木・山椒の木、俳優をやっていた頃を軽く凌駕している。
当時は映画も高く、また若い頃にはお金もない。
世の中はなんと不都合なのか。

今の子供たちは、将来どんな映像を撮るようになるのか。
技術の進歩は勿論だが、撮る側の力量も上がっていることは間違いない。
それが、やがて葬儀の世界にも影響を及ぼすに決まっている。
まだ見ぬ新たな映像演出の担い手の誕生に気持ちが高ぶる。

俺たちに明日はない・・・ことは絶対にない。

追記
随分昔の作品だけど、故・原田芳雄さん主演の映画『原発戦争 Lost love』
DVD化されたらしいので、今の時期にこそ観てみたい。

更に追記
facebookのSさんから教えてもらって気づいたのですが、
家政婦は見た!シリーズの中から、
「ふるさと創生資金1億円で色と欲の温泉ブーム 町長一族の乱れた秘密」
というのに出演していたのを思い出した。
今度TUTAYAでDVDレンタルして観ようと思います。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2011年11月15日 08:30

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