葬儀屋さんの車に刑事が乗っかって・・・というシーンはいただけないが、
あくまでもヒューマン&ラブコメディのドラマである。
前田敦子の葬儀司会には、その文言の古さも含めて笑ったけど、
あくまでもヒューマン&ラブコメディのドラマである。
FBで東北のN氏が、ベーシック講座を受けた方がよいと発言していたのには笑った。
全くその通りである。
その他、色々あるけど(サンライフ、バーターで宣伝し過ぎだとか)・・・
あくまでもヒューマン&ラブコメディのドラマである。
そのことを心に刻んで、気軽に楽しみながら見よう。
ドラマは所詮、何らかの形で愛や恋を描くしかないのだから・・・
それが、たまたま葬儀社が舞台というわけである。(ありがたい)
ところで、ドラマの中では主人公が小学2年生(フラッシュバック)―。
葬儀屋をやっている、我が家のお父さんが大好きというテーマで作文を読む。
これが原因でクラスの他の子からイジメに・・・。
このシーンで思い出したことがあった。
25年前、ある葬儀社の社長のお子さんが小学5年生。
その子が書いた、自分が将来なりたい職業というテーマの絵画。
そこには、白と黒だけで描かれた、とってもシンプルな絵が・・・。
家業である葬儀の現場のワンシーンであった。
当然、黒と白の鯨幕、白いYシャツに黒いスーツと白い手袋。
描かれたその人は、自分の父親である。
私はそれなりに感動した。
書いた本人から聞いた話では、
「大体、絵の具が白と黒しか要らないし、それに簡単そうな仕事だと思ったから・・・」
(えっ、嘘・・・)こんな答えが返ってきた。
拍子抜けではあるが、面白かった。
当時の東京の葬儀社の考え方・・・
仕事は、誰かに頼めば何とかなる、その道のプロに任せればいいのさ。
そういう雰囲気を、子供ながらに読み取っていたものだ。
「学校の先生は何か言ってた?」
「夢がないって・・・」
「・・・そうか、お父さんには言うなよ」
こんな時代があったのだ。
テレビに取り上げてくれるだけでも時代は動いている。