元映像もyoutubeに溢れていますが、見るに堪えないので載せませんでした。
見たい方は、youtubeで「米海兵隊 放尿」と検索すれば閲覧できるでしょう。
その映像、一般的な感覚では全く理解できない行為なので、
映像の真偽をまず疑いましたが、アメリカ側はこの事実を認めているようです。
現在も調査中とのこと。
戦争は、人間の精神的な部分を破壊するのかもしれません。
遺体に対して尿をかけることは常人では考えられないし、
それを映像に撮ることも異常です。
このような事件が起きると第二次世界大戦時のホロコーストを思い出しますが、
異常な状況における異常な心理状態というものは、人にそもそも在るものなのでしょう。
平和な私たちの精神では思いもよらないことを、戦地ではできるようになってしまう、
人間の異常性というか、感覚の麻痺というか・・・。
平和な日本だから、一層、今回の映像の異常性に強く驚かされるのかもしれません。
もちろん、アメリカを始め諸外国でも野蛮な行為として非難されていますが。
そもそも戦争自体が、野蛮な行為でしょう。
極限の状況で、特に集団心理が働くと、人は精神が変容し野蛮になる・・・。
単に野蛮と批難するだけの問題・・・ではないような気もします。
状況によっては、私たちもそうなる可能性があるのですから。
ま、意識したからと言って、解決できる問題ではないでしょうが。
斉藤隆夫の反軍演説。
蕎麦で有名な兵庫県出石町出身で、兵庫県民の誇りです。
もし、私たちが、1940年の戦争の雰囲気の中でこの演説を聞いて、
私たちはこの演説をどう感じていたでしょうか。
今では、全うなことを言っていると思えますが・・・。
尚、この演説により、同年の3月7日に斎藤は衆議院議員を除名されました。
人というものは、自らを律していても、
集団の雰囲気から容易に抜けられるものではないのでしょう。
話がえらい脱線していましたが、難しい問題だと思います。