今回の合同追悼式の特徴は、
式典中に「政府主催(東京)の追悼式が中継があった」という点でしょう。
亘理町の合同追悼式だけでなく、他の会場でも同様に中継されたそうです。
中継箇所は、
・内閣官房長官の開式の辞 ・国歌斉唱 ・黙祷 ・内閣総理大臣の式辞 ・天皇陛下のお言葉 |
のおよそ30分。
内閣総理大臣と天皇陛下の言葉を、聞かせたかったのでしょうね。
中継部分は、国家行事と言えるかもしれません。
(スクリーンやプロジェクターの準備は国が行ったそうです。
国としても力を入れたいところだったのでしょう。)
中継が終わって以降は、亘理町独自の合同追悼式になり、
首長の言葉、ご遺族のお言葉、そして献花といった、
8月の合同追悼式同様の流れでした。
参列者は、800人程度だったそうです。(河北新報より)
・亘町町長の式辞 ・追悼の辞(宮城県知事、亘理町議会議長、宮城県議会議員) ・遺族代表の言葉 ・代表献花 ・一般献花 ・閉式 |
祭壇は、桜の木を植え込み菜の花畑をイメージした、
「春そのもの」を表現されたそうです。
ご遺族に少しでも温もりある春を感じて頂ければ・・・という
施行主の思いが詰まっています。
尚、今回も町内の葬儀社4社で合同施行だったと聞いています。
4社の皆様、本当にお疲れ様でした。
最後に、被災されお亡くなりになられた方に、改めて追悼の意を表します。
どうぞ、安らかに。