(成田空港)
思えば昨年の秋、家族で念願の旭山動物園へ行った。
楽しかったが、そりゃあ物凄く寒いし、
レンタカーを借りて運転するのは私一人だし、
動物園の営業時間は午後3時まで(冬時間)だし参った。
そこで今度は常夏の島グアムへ。
一昨年の4月にも沖縄へ飛んでいるので、
(この時の運転も私一人です)
暑さ、寒さ、暑さ…の繰り返しを求めて彷徨っているみたいだ。
でも、今回は初めての海外…自ずとテンションが上がる。
しかし、幼い里子のパスポート取得については知識がない。
取れるのだろうか、旅行までに間に合うのか?
そして入国審査で何て言えばいいのだろうか?
英語はしゃべれない。
海外では幼児虐待が問題になっているとも聞く。
苗字が違うから、もしかしたら結構大変かも?
そんな不安をよそに、
1月から準備は着々と進み、苦労しながら夏物を買い揃えた。
水着なんか何処にも売ってなくて駆けずり回った。
野菜が苦手な子供に対しては「それならグアムに行けないよ」
などと脅して、まんまと食べさせた。
あらゆることに「それならグアムに…」という枕詞の効き目は抜群だった。
グアムに感謝したい…
チーン!南無阿弥陀仏…がいつの間にか
「南具阿無陀仏!」(南グアム陀仏)に・・・病気だ。
(到着した日の夕暮れ…ホテルから)
今日はBBQを食べながらのポリネシアンショー。
飲み放題・食い放題でショーを観るのだが、
野菜関係…特に生野菜や朝鮮漬けは少し危ない感じがした。
きっと感覚の違いだろうが、「まだ大丈夫」という範囲が違いすぎる。
日本人はすぐにお腹を壊すから。
部屋に戻って全員でトランプ、「大貧民」大会!
今の時代は、11バックだの8切りだのスペードの3だのと
色々とルールがあって昔のように単純な大貧民ではないが、
小学3年でも普通に付いてくるから不思議だ…盛り上がった。
グアムでやる大貧民は格別だ。
明日も早いから早く寝よう。
夜中、ゴキブリが出た。
小さいのが9匹も出た。
明らかに巣がある。
こんなきれいなホテルなのに…。
私は全く気にならなかったが、家族が騒ぐので取り敢えずフロントへ。
片言の日本語で「これくらい?(と大きく)」と聞かれる。
何故だかこちらは英語で「No、more small」と。
そしたら相手はまたまた片言の日本語に手の動きも併せて「小さいのー」
「それなら問題ないよー」だって。
えっー、あんたが判断してるのかよ!
唖然…いや気を取り直して、大らかなんだなあと思おう。
取り急ぎ明日の清掃だけはお願いして帰る。
この国に「品格」という言葉はないようだ。
オヤスミ。