シーウォークと名付けられた海中散歩にもチャレンジした。
特殊なヘルメットを被れば水中でも呼吸ができるのだ。
が潜れば(水深6メートル)、当然水圧の関係で耳抜きをしなければならない。
年寄りは環境の変化に弱いと言ったが、まさにその通り。
それでも海中をノンビリ歩いて餌付けをする。
宇宙遊泳に近い感覚である。
(宇宙遊泳の感覚は知りませんが、予測です)
バナナボートに家族で乗る。
スリル満点、例えれば人生そのものだ。
曳航する水上バイクが右へ左へと急カーブを描く。
楽しい…が、はしゃぎ過ぎて娘が海に落ちた。
因果応報である。
娘曰く「サメに襲われると思った」。
3台のジェットスキーに分乗した。
本来なら、中2と小学3年の子供たちは運転できない。
が、そこはグアムルールである。
海に出れば、海の厳しい掟があって「自己責任でなら運転できる」。
私は運転させるに決まっている。
ということで、半分ずつ運転を楽しんだのだけれど…私が落ちた。
息子め…これも因果応報である。
(子供に運転は危険すぎた)
パラセーリングにもチャレンジした。
家族6人が小さな船に乗せられてライフジャケットを着用。
更にハーネスを着けて次々に大空へ。
現地の二人がボートで引っ張ってくれる。
上空からの眺めは最高の気分…パラシュートってこんな気分なのか。
ところが、またまた私が海にドボン。
これは結構強烈だった。
沖合もかなりの地点だし、ここは本当にサメがいる。
しかもボートを運転している現地の二人は何が楽しいのか会話に夢中で、
海の上で喘いでいる私に気づかない。
ライフジャケットを着てなかったらどうなっていたことか。
また、他の家族もなかなか気づいてくれなくて、
娘が「あっ、お父さんが落ちている、ワッハハハ」…って、やっとかよ。
父親の存在感薄し…これも因果応報。
(普段から家にいないと存在感は増しません)
しかし、空中からの眺めは最高だ。
マリンスポーツは本当にお金が掛かるし危険も伴う。
しかしそれだけの醍醐味もあるのだ…と言うしかない。
ホテルからの往復はバスの送迎があった。
が、これが元スクールバスなんだなあ。
乗り心地が最高に悪い、が私はスクールバスに乗ったことがないので嬉しい。
音楽がガンガンなっている…運転手の趣味のようだ。
時折大きな声で歌う…陽気だ、でも大雑把過ぎるよ。
一旦戻ってシャワー。
着替えてロビーに集合…ディナー付マジックショーへ向かう。
目の前で繰り広げられるショーに子供が馬鹿みたいに喜ぶ。
マジックの世界に翻弄された。
夜、今日も大貧民。
部屋の掃除をした形跡はなし。
畜生、「グアムの品格」という本を出そうかと思う。