全員ライフジャケット着用で乗船する。
中国人、韓国人、そして日本人が一番少なかった。
船内ではイルカが居るポイントまでは思い思いに過ごす。
海を眺めながらの船旅。
時折、トビウオが飛び交い、得体のしれない魚が飛び跳ねる。
その内、運悪くサメを発見…暫し船内が不穏な空気に包まれる。
しかし、舵を握っている船長はタバコを吸いながら「オウッ、シャーク!」と一言。
あまり真剣みがなくて、実際、舵は足で握っていた。
我々を楽しませようとしてやっている、と思いたかったが、
どうみても自分が楽しんでやっているだけのような気がした。
やはりこの国は楽しいが、品格がないのだ。
(この国に住みたいと思ったが、取り消そう)
イルカと遭遇した。
実は昨日のバナナボートでもイルカの群れと遭遇しており、
おまけにイルカを囲い込むようにして、その周りを走り回った。
そんな関係から、感激度は<いまいち>(日光の一個手前…今市…笑え)
しかしデッキでは大歓声が上がる。
暫しイルカと戯れた後、シュノーケリングか釣りをしろと言われる。
ボートの先端の梯子がスルスルと海に入り、
殆ど人がライフジャケット着用で海に飛び込む。
あのう、シャークがいるんですけど…お構いなしだ。
我が家は二手に分かれた。
3名が海でシュノーケリング、2名が船の上から釣り、1名が見学。
2名とは私と息子、1名は家内。
年寄りは既にギブアップ気味なのだ。
海の魚は頭がいいのか、撒餌をしたらワッと寄ってくるが、
針に繋がれたエサだけは確実に敬遠して食べていく。
「見えている」としか思えない。
一匹も当たりがなく終了時間を迎えた。
この後はホテルに戻り、専用のプールで遊ぶ。
流れるプール、ウォータースライダー、波の出るプールでのウェイクボード、
マンタと名付けられた急降下するプール等、
子供が怖がって乗りたがらないものまで、
「今乗らないと一生乗れないよ」と、どこの親でも言いそうなことを言う。
子供は、その言葉に弱い…まんまと嵌る。
良い思い出が出来た。(ワッハハハ)
さあ夜は、ディナーを食べてサンドキャッスル・ハリウッドショーを観に行く。
三日連続のアメリカンステーキにチョコレートのデザート。
もうウンザリで、大量に残したけど息子は軽く平らげていた。
お前、アメリカン???
脳ミソだけがアメリカンだと思っていたら、食事もアメリカンなんだ。
そうだよなあ、俺も中学の頃はとにかく肉が食いたくて仕方がなかった。
(ショーのタイトルは夢)
登場人物は綺麗なアメリカンのお姉さんが5人、
雑技団のアジア系の小柄な女性2人、屈強なアジア男性8人、
そしてこのショーの中心人物はサンドキャッスルであろう。
まあ凄いショーであった…圧倒。
そしてホテルへ戻り、最後の大貧民。
帰国の日。
取り敢えずプールで軽く遊ぶ、そして隣接の海を散歩。
春休みが終わる頃、グアムもひと時の静けさを取り戻すようです。
バナナボートやジェットスキーも一休み。
思い出がたくさんできました。
帰りの飛行機、デルタ航空ですが乱気流に揺れまくり。
更に機体からは水が漏れていました、何カ所も…。
適当にナプキンが詰め物のように挿まれて応急処置は終わり。
海外は、本当に大雑把です。
「ZENZEN問題なーい!」
大変勉強になりました。
日本が一番です。
では、また仕事に頑張りましょう。