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2012年04月12日

中央仏教学院スクーリングで京都へ行きました(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

4月に入ってまもなく、中央仏教学院のスクーリング参加のため、
京都に入りました。最近、仕事以外で旅をするのは久し振りです。
今回のスクーリングは、中央仏教学院通信教育部学習コース2年の
進級試験も兼ねています。と言っても私たち学習コースは、
講習を受けるだけなので気持ちは旅行気分です。

スクーリング前日は、日本列島に嵐が吹き荒れました。
午前中は西日本がひどい状態で、
私が乗った新幹線も「新大阪で止まります」と言われて、嫌な予感がしました。
案の定、京都に着いた時には暗雲が立ち込めて、
直後に「ヒョウ」が降ったそうです。
早めに京都に着いて、嵐山にでも行こうと思っていましたが、
急遽取りやめてこの日はホテルでおとなしくしていました。

 

翌日スクーリング初日は早起きをして、
6時からの西本願寺ご晨朝に参拝しました。
この日は4月4日で、本願寺第四世善如上人の御祥月命日でした。
ご晨朝では「漢音小経」がおつとめされることを知りました。
「漢音小経」は、阿弥陀経の漢音読みで、
本山での歴代御祥月の晨朝だけでおつとめされるめずらしいものです。
以前にも本山でおつとめする機会がありましたが、
準備をしていなくてさっぱり着いて行けずに、とても残念な思いをしました。
「今度こそ・・・」と思い、勤式集で勉強しました。
伸ばすところがあったり、読まない文字があったり、読み方が違ったり、
普通の阿弥陀経とは随分違いおもしろかったです。

 

阿弥陀堂で「漢音小経」がおつとめされた後には、全員が御影堂に移動します。
この日御影堂でおつとめされるのは、
私が大好きな「往生礼讃」の「日没偈」です。
日没偈はこの日初めてで、やはり前もって練習をしました。

 

ご晨朝参拝で最近覚えたのは、
本堂の一番前に座り僧侶の方々の声と合わせる快感です。
私であって、私では無いような感覚と言いましょうか、
おつとめの途中で、一心に大きな声でおつとめをする自分にふと気づきます。
今回持っていった経典は、翌日のご晨朝にも参拝したので、
勤式集下巻、往生礼讃偈、正信偈和讃の3冊です。
手元にあるお経本も随分増えました。
次なる目的は「三帖和讃」(浄土和讃、高僧和讃、正像末和讃)を
全部おつとめ出来るようにすることです。
私なりのお経本が出来上がりそうです。

気持ち良く本山ご晨朝参拝を終えて、
スクーリング会場がある御池山之内に向かいました。

つづく

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2012年04月12日 08:52

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