« 仙台へボランティアの旅①(加藤直美) | メイン | フューネラルビジネスフェア2012 その2(工場長こと古家寛) »

2012年05月22日

フューネラルビジネスフェア2012 その1(工場長こと古家寛)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

今年も、フューネラルビジネスフェアが開催されます。
主催の綜合ユニコム株式会社様とは、
会社的にも個人的にも長く深いお付き合いです。
また、今年のシンポジウムにも、
弊社「司会セミナー」と「接遇セミナー」を開催させていただきます。
ネット関係で、少しお手伝いもさせていただいております。
だから、
「皆さん、ぜひ今年も是非横浜に来ましょうね!」
と、上手にPRしておけば良いのですよ・・・それが大人というものです。

関係者の皆様、すごく頑張っているのをヒシヒシ感じます。
だから、批判的なエッセイを書くなんて、とんでもないことなのです!
でも、敢えて書きましょう。

副タイトルにもなっている、「パラダイムシフト」とは何ぞや、と。

「パラダイムシフト」・・・。
私の記憶では、10年ほど前の2000年頃によく言われていた言葉です。
ちょうど、インターネットが一般に広がり始めた頃です。
インターネットで、これから情報産業、情報コミュニケーションが変わる、
人々の生活に大きく影響を及ぼす(そして現に、大きく変わりました)、
そういうことが言われ始め、「パラダイムシフト」という言葉も出てきました。

楽天は、まだ創業したてでした。ライブドアも健在でした。
オークションで詐欺などが横行していた頃でもありました。
インターネットに希望を持ったベンチャー企業が林立する一方で、
インターネットなんて「あやしい」とも言われていた頃でした。
そして、大方の予想通り、
インターネットを中心に世の中が変わった10年だったと思います。

それくらいの変革が、「パラダイムシフト」です。
ここ10年のインターネットの変革と同等のインパクトが、
この先10年の葬儀業界に起こりうるのでしょうか?
(もちろん、変化はあるでしょうけどね)

もし、「パラダイムシフト」という言葉を使うのであれば、
それは1995年~2005年あたりの葬儀会館が瞬く間に建った時代でしょう。
葬儀のやり方が大きく変わりました。ビジネスも変わりました。
今は、寧ろ「パラダイムシフト」後です。そのことを考える時期です。
2007年の「質的革新」や2011年の「家族葬時代」といった、
過去のフューネラルビジネスフェアのテーマが、
まだ総括しきれていないと個人的には思っています。

単純に「変化」や「新しさ」を標榜し、期待させて人を呼ぶのは、
ちょっと違うのではないかと思う訳です。
しかも、「パラダイムシフト」ですからね。
どれだけの大変革やねん!っていう話です。
それを確かめに、皆さん、
6月28日(木)・29日(金)は、横浜まで行ってやろうではありませんか。

つづく。


<PR>

来週の5月31日に、葬祭セレモニー司会術[ベーシック講座]が開催されます。
1から司会を学びたいという未経験者、司会を始めて2,3年という方、
また、司会歴20年だけど自分の司会を確かめたいというベテランの方も、
葬儀司会の技術向上に役立つ研修です。詳しくは、リンク先の詳細を。
ご参加をお待ちしております。

さらに追加開催!葬祭セレモニー司会術[ベーシック講座](第46回)

本講座は、葬儀司会の初心者から指導担当者、専門の司会業者まで、
すべての葬儀施行実務担当者の方々を対象に、葬儀司会における聞きやすく、
癖のない「進行アナウンス」と「弔電」表現について、巧拙の違いと習得方法を
実践的かつ体系的に学ぶ『総合葬儀司会講座』の第1ステップです。

開催日時 :2012年5月31日(木・友引) 9:30~17:00
会場   :飯田橋レインボービル 会議室
      東京都新宿区市谷船河原町11
      TEL.03-3260-4761
定員   :24名(先着順)
参加費  :39,900円(1名様につき)
      (消費税および地方消費税 1,900円含む) ※昼食代、テキスト代含む

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2012年05月22日 08:04

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.mcpbb.com/blog/mt-tb-funet.cgi/2398

(C)MCプロデュース 2004-2013 All Rights Reserved.