嘗ては、地獄の平塚宿泊棟と呼ばれていたが、今ではすっかり綺麗になった。
間もなく始まる「葬祭ディレクター技能審査受験対策講座」では、
前泊、朝8時30分スタート、6時半終了というスケジュールを「地獄の…」
と呼んでいたが、とてもとても地獄どころか天国に近い。
しかも部屋には机も椅子もテレビもあるし、一階には大浴場も完備している。
そしてタオルと浴衣が用意されてありベッドで寝ている。
朝食と昼食と講座によっては晩御飯まで付いて風呂付。
こんな環境下で勉強しない訳にはいかないだろう。
こんな環境下で勉強して、合格しない訳にはいかないだろう。
有り難い限りだ。
しかも、宿泊棟は今では禁酒である。
有り難くない…トホホである。
(葬祭関係が3泊で良かった、と思う自分が情けない)
因みに今回宿泊した日の夜も朝も、腕立て100回・腹筋100回は忘れなかった。
アルコール飲料持ち込み禁止だからこそ、できる芸当だ。
平塚の駅は、結構な都会だ。
新幹線も停まらないのに立派な駅ビルがある。
日本の三夕にも選ばれるほど平塚の七夕は有名だし、
最近発見したのだが、囲碁の街としても有名だったらしい。
(私は囲碁をやらないので知らなかったが)
何年も通っているのに新たな発見がある。
奥深い街だ。
さて、葬儀司会の研修は滞りなく終了した。
いつもと同じである。
皆さん、司会に理屈があるなんて信じられない顔をする。
表現が理に叶うとは、こういうことなんだよ。
適当にやって、たまたま良かったなんてことはありません。
そして、どれだけ司会が苦手な人も手順を追って学ぶべきことをやれば、
やった分だけは必ず上達するのです。
そのために技術習得の時間もとっているのです。
個性はとても大切ですが、個性を伸ばすというのを誤解してはいけません。
その後からなのです。
初級では時間等の都合もあり、個性に関してまでは対応していませんが…。
そのような話をしながらも、参加してくださっている方々は新人であり、
決して司会者を目指している人ではない(中にはいるかもしれませんが)。
その前提に立ってお話をしています。
学ぶということは、学び方は…その話にスポットが当たるようにしています。
今後、様々な分野でご活躍されると思いますが、私の話が参考になればと思います。
次のステージで、少しは業務に慣れた皆様にお会いする日を心待ちにしています。
では、大変お疲れ様でございました。