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2012年06月04日

葬祭ディレクター技能審査対策の説明会(工場長こと古家寛)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

説明会に毎年行っている、というのも不思議な感じがします。
いつも取材を兼ねての参加なので、変では無いですが。
かれこれ5年ほど続けて説明会に参加させていただいているので、
スタッフの方には、(おそらく)顔を憶えられてしまったでしょう。
「あ、またこの人か」と内心思われているかもしれません。
・・・普通は、毎年来ませんからね。普通では無いことは確かです。

会場は、東京お台場の東京ファッションタウンビル。
年々シャレた場所で開催するようになっているのは、気のせいでしょうか。
参加者は、今年も200名程度の満員で、盛況していました。
男性が6~7割、女性が3~4割といったところでしょうか
昨年に比べ、男性参加者が多い印象です。

説明会の流れは、今年は、前半に接遇、司会、幕張とあり、
後半に全体の概要、学科問題、実技筆記の説明でした。
全体の概要が後半に来るのはおかしい感じもしますが、
主催者側の都合による変更でしょうか・・・。

全体の説明の中で印象的だったことは、
「今年は接遇を厳しく採点するようにする」
と言われたことです。
接遇試験は、毎年、7割得点率(合格ライン)が9割以上います。
2006年に創設されて以来、ずっと「合格して当然」と言われている試験です。
そろそろ見直しが入ってもおかしくない時期ですが、
今年が、そのタイミングになりそうです。

また、「接遇試験では遺族とのコミュニケーションを取る姿勢が大切」と
説明がありました。早口で独白するような実演は大きく減点されるでしょう。
遺族への確認を怠ったり、目を合わせなかったりしても、
大幅な減点の対象になると思われます。
今年は、接遇試験を甘く見ない方が良さそうです。

その他(学科、実技筆記、司会、幕張)に関しては、例年通りだったでしょうか。
司会試験に関しては、問題集の実演例が一新されました。
いくつか言いたいこともあります・・・が、ここでは辞めておきましょう。
(研修では、いろいろ触れられると思います)

葬祭ディレクター技能審査の全体の難易度は、
ここ数年高い水準で保たれています。
葬祭ディレクター技能審査も17回目ですし、試験自体の質も上がっているのでしょう。
昨年の2級学科試験の合格率は75.7%です。
一昨年の58.0%から大幅に上がっていますが、
「試験そのものの難易度は変わっていない」と委員の方はおっしゃっていました。
実際に問題を解いてみて、私も難易度は変わっていないと思います。
今年も、昨年・一昨年の程度の難易度で、あまり変わらないでしょう。
しっかり勉強しないと、合格するのは難しい内容になりそうです。

受験される皆様、健康には十分気を付けながら、
継続的な勉強を頑張ってください。
そして個人的には、2級受験者を応援しております。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2012年06月04日 08:12

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