「ネクストワールド・サミット」とは何だと思っている方も多いかもしれません。
大会ホームページを見ていただければ詳細が分かります。
私の理解では、参加葬儀社が日々の業務改善に取り組み、
その経験・成果を発表・共有する、全国規模のイベントです。
参加葬儀社が最初に高い目標を設定し、
目標達成に向けて6ヶ月取り組み、その間に6回の勉強会を行う。
6回の勉強会を通して評価の高かったチームが本大会に進出し、
シビックホールで最終プレゼンをして審査されます。
本大会をもって一区切りです。
今回見学させていただいた勉強会は、6回の勉強会の1つです。
各葬儀社がパワーポイントを用いて取り組みや成果の進捗を報告をし、
他参加者との意見交換や実行委員の方々からアドバイスを受けます。
このような過程で各参加葬儀社が切磋琢磨し、
従業員自身が問題解決に対する経験値を高めていくことも、
このイベントの魅力の一つだと思います。
さて見学当日。私はやや緊張気味に会場に向かいましたが、
会場入りすると顔馴染みの綜合ユニコム株式会社の方々が取材に来られていて、
少し安心しました。本大会の運営委員長であるN氏にご案内いただき、
主催席の端の方で見学させていただきました。
この日は13:00~18:00の日程で、参加葬儀社の中から、
東日本の参加者を中心に13チームの経過発表がありました。
流れとしては、各社8分の発表の持ち時間で、
3~4チームが続けてパワーポイントを用いて発表します。
3~4チームの発表が終わると、各発表に対して15分ほどふり返ります。
この「発表」と「ふり返り」が4回繰り返されて、およそ6時間が費やされる流れです。
見学していて思うのは、「ネクストワールド・サミット」では、
この「ふり返り」が綿密に設計されているという点です。
英語で「ディブリーフィング」とも言われますが、
発表者だけでなく、それを聞いている他の発表者にとっても、
「学べる場」が生まれています。
つづく