社団法人「みやぎびっきの会」が復興支援のために作った
「虹を架けよう」という歌です。
私は仙台ボランティアでこの歌と出会い、その後偶然、
そのCDを知り合いの方からいただきました。
私は仙石線には乗ったこともなかったのにすごく身近に感じて、
すぐに仙石線に乗りたくなりました。
そこで、ボランティアに行った時に時間を作って、
初めて仙石線に乗りました。
仙台駅から石巻駅まで走っていた仙石線は、震災の影響で途切れています。
私はまず、松島海岸駅まで行きました。初めての場所です。
町そのものは随分きれいになって観光船も復活し、
お客さんもたくさんいました。
瑞巌寺にも行きました。
この参道の真ん中あたりまで、津波は来たそうです。
東京を出る時から、お昼は、「塩釜でお寿司」と決めていました。
有名なお寿司屋さんに行きました。お店の中は観光客でいっぱいでした。
その後、あの津波が来たときの様子がテレビで映っていた、
塩釜港まで行きました。まだまだその爪痕が残されていました。
本塩釜駅のロータリーには、「ここまで、津波が来ました」という
鎮魂の波のオブジェが作られていました。
私の背よりもはるかに上の方にその波はありました。
「恐かったでしょうね・・・」
数日後に亘理駅まで行きました。常磐線はこの亘理駅で止まっています。
亘理町荒浜、岩沼、閖上の海岸線の惨状には、言葉を失いました・・・。
仙石線、常盤線沿線には、まだまだ復興途中の町並みが残っています。
でも、時間はかかるでしょうが、少しずつ、間違いなく復興は進んでいます。
この歌の最後に、
「君に笑顔が戻るまで、ぼくらは歌い続ける・・・」
とあります。
私もこの歌を歌いながら、「東北頑張れ!」と、思いを届け続けます。