大分駅から宮崎駅まで3時間の旅は「絶対に海側を・・・」と、
進行方向左側の指定席をとりました。
小倉駅から大分駅までのソニックには何度も乗りましたが、
日豊本線のその先は初めてでした。
「鉄子」の私にとって、初めて乗る列車は至福の時間でした。
大分駅を出発すると、臼杵や津久見のあたりで、左側に海が見えてきます。
入り組んだ場所に港があったり、造船所があったり・・・のどかな風景です。
佐伯からその景色は一変、
山の中に入って水田や山林、渓谷の中を登って行きます。
途中の駅は、ほとんど無人駅のようです。
でもところどころに家並みがあって、人が住んでいるようです。
静かないい場所でした。安らぎました。
延岡駅を過ぎると日向灘に沿って走り、まもなく宮崎駅に到着しました。
新幹線もそうですが、夏はJRのどこでも指定席車内は冷房が強過ぎます。
節電で「弱冷房車」なんて言ったのは昨年だけかも知れません。
冷房が嫌いな私は、この季節の出張は寒さとの戦いです。
電車に乗る時には、長袖の上着はもちろんのこと、
その下に厚手の腕カバーをします。
暖かめのスラックスにストッキングは当たり前で、
必ずフリースの膝がけと靴下を持参します。
腰が悪いので、度々ストレッチをしながら体を温めます。
今回の旅も、どこでも指定席は冷やし過ぎで、
指定券を持っていても自由席に移動することが多かったです。
この日の夜は、宮崎市内大淀川沿いのホテルに宿泊しました。
この日は、テニス合宿の中学生たち90人が泊まっていて、
上の部屋では夜の10時半頃まで大騒ぎをしていて、参りました・・・。
見た感じは観光ホテルのようですが、団体専用なのかも知れません。
今回は出張パックでしたので、ホテルを選べませんでした。
でも、早朝に部屋の窓から見た景色は、最高でした!