確かに、北野武さんのご母堂やオリエンタルランド(東京ディズニーランド)初代社長、
全葬連の初代会長を初めとして、社葬に限らず、多くの葬儀司会を担当したのは事実だ。
しかし一方で、受注から見積もり納棺、果ては生花部(ユー花園にも半年通った)、
今では珍しい花輪屋、外設業者、返礼品業者と経験を積んでいたのも事実である。
だから、私の担当科目が増えた当時、他の分野も少なからず解答することができた。
また、お経に興味があったのも幸いしたようだ。
当時の感覚では、お経が分からないで葬儀のプロデュースは不可能、勿論司会も不可能。
と、堂々と言っていたくらいだから…。
しかしながら、当初の頃は目一杯だったのではないだろうか。
それ以降は、自分でも学習を続けながら講師を担当させていただいている。
ユニコム様では、若干遅れてこの講座がスタートしたけど、それでも10年かな。
10年前と現在では、求められる葬儀スタッフ像が、大きく変化してきている。
それに伴い、試験も難しくなったように感じる。
昔のままの私だったら、現在の試験には到底合格しない。
少なからず受験対策として勉強を続けているから、何とかなるかもと思えるのだ。
それでも幕張は、7分を少し超えてしまった。(恥ずかしい)
因みに昨年の合格率だが、1.2級共に落ちた人が1名ずつ。
とてもよく頑張っていると思う。
今年は1級の方たちだけを対象としたけれど、合格率は気にしない。
努力して研鑽を積むというのが大事なのだ。
最近では、主だった団体に所属されていない方の参加が増えてきた。
その方たちからは、法律・制度に関して、受験する・しないに関わらず、
参考になったと言われることが多い。
葬儀を消費という側面から見るならば、消費者を守ってあげるべきである。
だからこそ法整備があって、それに関して葬儀スタッフは無知でいいわけではない。
誰でもが始められる葬儀社であるけれど、それだけに消費者のニーズに、
的確に対応できるようなっていただきたい。
この日、東京ドームホテルに初めて宿泊した。
運悪く(運良くかもしれないが)Kポップの10グループ程がドーム公演の真っ最中。
ホテルの騒音も酷く、何しろ揺れていた…凄いパワーだね。
二日間の研修報告は、工場長からもあったので以上とし、帰宅後に入間川の七夕へ。
今年は狭山市の駅周りが建て替えられたので少し期待していた。
総じて、嘗てのゴタゴタ感が和らいだようにも思える。
昨年もそうだったが、「笑顔だ、元気に」等、震災関係を意識した飾りが多い。
未だにハッキリしない政府の対応には釈然としないものがある。
福島の再生なくして…と言ったのは誰だ。
政治家の嘘には慣れたつもりでも、これは許しがたい。
子供たちは毎年の事でも飽きないようだ。
夏の楽しみの一つになっている。
明日はもう一つの楽しみ、ディズニーシーだ。
お父さんは大変なのです。