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2012年09月05日

葬祭ディレクター技能審査受験対策in東京 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

今年の葬祭ディレクター技能審査受験対策シリーズのラストである。
主催は総合ユニコム様、場所は表題にもある通り、最後はやっぱり東京だ。
私としては16年間続けているセミナー。
当初は司会だけが担当だったが、今、担当科目は増え続けなかなか忙しくなっている。
私が元来、司会専門ではなく…こう書くと、何やら司会技術が下手くそ…と
誤解されそうだが、決してそういう意味ではない。

確かに、北野武さんのご母堂やオリエンタルランド(東京ディズニーランド)初代社長、
全葬連の初代会長を初めとして、社葬に限らず、多くの葬儀司会を担当したのは事実だ。
しかし一方で、受注から見積もり納棺、果ては生花部(ユー花園にも半年通った)、
今では珍しい花輪屋、外設業者、返礼品業者と経験を積んでいたのも事実である。
だから、私の担当科目が増えた当時、他の分野も少なからず解答することができた。
また、お経に興味があったのも幸いしたようだ。
当時の感覚では、お経が分からないで葬儀のプロデュースは不可能、勿論司会も不可能。
と、堂々と言っていたくらいだから…。
しかしながら、当初の頃は目一杯だったのではないだろうか。
それ以降は、自分でも学習を続けながら講師を担当させていただいている。
ユニコム様では、若干遅れてこの講座がスタートしたけど、それでも10年かな。
10年前と現在では、求められる葬儀スタッフ像が、大きく変化してきている。
それに伴い、試験も難しくなったように感じる。
昔のままの私だったら、現在の試験には到底合格しない。
少なからず受験対策として勉強を続けているから、何とかなるかもと思えるのだ。
それでも幕張は、7分を少し超えてしまった。(恥ずかしい)

因みに昨年の合格率だが、1.2級共に落ちた人が1名ずつ。
とてもよく頑張っていると思う。
今年は1級の方たちだけを対象としたけれど、合格率は気にしない。
努力して研鑽を積むというのが大事なのだ。

最近では、主だった団体に所属されていない方の参加が増えてきた。
その方たちからは、法律・制度に関して、受験する・しないに関わらず、
参考になったと言われることが多い。
葬儀を消費という側面から見るならば、消費者を守ってあげるべきである。
だからこそ法整備があって、それに関して葬儀スタッフは無知でいいわけではない。
誰でもが始められる葬儀社であるけれど、それだけに消費者のニーズに、
的確に対応できるようなっていただきたい。

この日、東京ドームホテルに初めて宿泊した。
運悪く(運良くかもしれないが)Kポップの10グループ程がドーム公演の真っ最中。
ホテルの騒音も酷く、何しろ揺れていた…凄いパワーだね。
二日間の研修報告は、工場長からもあったので以上とし、帰宅後に入間川の七夕へ。

今年は狭山市の駅周りが建て替えられたので少し期待していた。
総じて、嘗てのゴタゴタ感が和らいだようにも思える。
昨年もそうだったが、「笑顔だ、元気に」等、震災関係を意識した飾りが多い。
未だにハッキリしない政府の対応には釈然としないものがある。
福島の再生なくして…と言ったのは誰だ。
政治家の嘘には慣れたつもりでも、これは許しがたい。

子供たちは毎年の事でも飽きないようだ。
夏の楽しみの一つになっている。

明日はもう一つの楽しみ、ディズニーシーだ。
お父さんは大変なのです。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2012年09月05日 08:30

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