この団体、現在三十数ホールで約五千件。
ところが葬儀の形態も変化しているし、全体的に単価が落ちている中将来を見据えると、
葬儀司会を外注に頼っていた部分を何とか自分たちで、出来ることは自らの手で、
そういう思いで葬儀司会の勉強をするわけですから、
参加するスタッフには是非頑張ってもらいたい。
少し厳しく講習をさせていただきました。
この日、半分以上の方が上着を着用していなかった。
講座に参加する皆さんは、なるべくなら仕事と同じ格好でご参加ください。
きっとこんなに丁寧に言ったわけではないですが…(私の事だから口が悪い)
8月下旬の<応用編>の時は、ほぼ全員が上着着用でした。
当然です。(しかし、心の中では大変嬉しかった)
前日の夜、会食をさせていただきました。
とても洒落たレストランで、アジアンテイストのお店のようです。
翌日の研修会の事前確認とその他の近況報告が中心ですが、
愛知県内には色々と動きがあるようですねえ。
話しにくいから具体的な話は出来ませんが、
独特の県民性もありますから全国と同じ道を進むと限ったわけではないでしょうが、
都市部の葬儀として珍しいのは、通夜における飲食・接待がほとんどないということ。
どうして愛知 (特に名古屋) は、昔からそのような発展をしてきたのでしょう。
出立ちの膳として主に遺族に対してだされる「涙汁」と呼ばれる超辛い汁物も珍しい。
遺族に対してということならば、死装束の宝冠(頭に付ける三角の布)も、
遺族だけが一緒に付ける地域もあります。
通夜に訪れる弔問客ならば、全国至る所で見受けられる「お見舞い」が、
「淋し見舞い(さびしみまい) 」として持ち寄られることがあります。
色々と不思議です。
8月下旬、葬儀司会<応用編>は初めて葬祭ホールをお借りしました。
音響関係を含めて全てに臨場感があるのでとてもいいですが、
唯一の欠点は、研修当日業務が発生するかもしれず、
前日まで講座の終わり時間が不確定ということぐらいでしょうか。
この日も当然通夜が入りました。
(死神講師の面目躍如です)
この連続講座は、連続参加が前提になっています。
Ⅰ~2か月の間に、連続で葬儀司会研修を受講することでレベルアップを図りたい。
約20名の方がチャレンジくださいましたが、3人ほど明らかに巧くなっている人が。
この方たちが、葬儀司会が上達するための努力をしたのは明らかです。
また、まだ結果が伴わないけれども、他にも胎動している方がいるでしょう。
20名参加者が居て、その中から3人だけが明らかに巧くなっていた。
この結果は、残された17名にどんな効果を及ぼすのでしょうか。
新人の内に、「仲間と共に学ぶこと」を体験された方は、
様々な業務の上達ステップの輪郭を持っているということになるでしょう。
そして将来、消費者が安心して頼ることが出来る「葬儀スタッフ」になってください。
大変お疲れ様でございました。
<割り込み>
いよいよ明日、葬祭ディレクター技能審査本番です。
受験者の皆様、受験票など忘れ物のないようお気を付けください。
また、体調管理に十分ご自愛ください。
本番で全力が出せることを祈願しています。