先月8月は、多くの上場会社が四半期の決算短信を出す時期です。
その中から気になった事項を少し抜粋してみます。
その1、<燦HD 平成25年3月期 第1四半期決算短信より抜粋>
『葬儀後のサービス事業については、前年同期比減収となりました。
主な要因は、香典を辞退する葬儀比率の高まりにより返礼品販売収入が
減収となったためです。』
この文章を読むことで香典が返礼品売上に相関があると改めて感じられます。
また、燦HD様の商圏では香典辞退の傾向にあり、
それが返礼品売上に打撃を与えていることがわかります。
香典と返礼品の相関関係を断つことが重要ですが、
そのためには、「返礼品は香典のお返し」のような在り方を
見直しておく必要があるでしょう。
現在、香典辞退の傾向に無い地域でも、備えた方が良いのかもしれません。
その2、<平安レイサービス 平成25年3月期 第1四半期決算短信より抜粋>
『湘和会堂町田に家族葬専用式場及びご安置された故人と気兼ねなく寄り添って
いただける専用安置室「貴殯室」を新設し、幅広い施行規模に応じたレイアウトや
料金プランを提供できるようサービスのラインナップ充実に努めてまいりました。』
平安レイサービス様が取り組まれている「貴殯室」に似た安置室は、
今後他の葬儀社でも増えそうな空間・設備ではないでしょうか。
宿泊機能はないけれども、ご遺体と寄り添って時間を過ごせる空間。
個人的な感覚では、顧客ニーズがありそうだと感じます。
2012年3月期 決算説明会資料8ページ目に写真がありますので、
気になる方はご参照ください。
その他の決算短信にも目を通していますが、
今回気になったは、こんなところです。
上記はあくまで個人的感想ですが、決算短信は質の高い情報が満載です。
時間のある時に目を通してみてはと思う次第です。
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