絶対ではないけれど、ガイドラインとして出されている焼香の回数。
浄土真宗本願寺派は1回。
真宗大谷派は2回。
真宗高田派は3回。
浄土宗は3回(または1回、回数にこだわらない)。
日蓮宗は3回(または1回)。
日蓮正宗は3回。
曹洞宗は2回。
臨済宗は1回。
天台宗は決まりなし(または3回)。
真言宗は3回。
時宗は1~3回
融通念仏宗は3回。
本門仏立宗は1回。
※(色々と異論もあると思いますが、ご容赦ください)
では、寺院数はどうなっているのだろう。
ということで、宗教年間より参照します。
[十大宗派 公式ページリンク] …寺院数は『宗教年鑑 平成19年版』より
曹洞宗 (寺院数14614)
浄土真宗本願寺派 (寺院数10275)
真宗大谷派 (寺院数8607)
浄土宗 (寺院数6908)
日蓮宗 (寺院数4636)
高野山真言宗 (寺院数3544)
臨済宗妙心寺派 (寺院数3384)
天台宗 (寺院数3350)
真言宗智山派 (寺院数2898)
真言宗豊山派 (寺院数2628)
この寺院数を全部足して【60844】という数になる。
実際には、この十大宗派の中に含まれていない寺院も多い。
そこで、平成21年文部科学大臣所轄の宗教法人の仏教系の寺院数は、
【74684】寺院ということになる。
(だったら最初からこの数字を出さんかいっ!)
この数が多いのか少ないのかということだけれども、
江戸時代の末期は、約30万寺院といわれていた。
それが明治になって廃仏毀釈で10万寺院に減少。
そして明治以降の約150年間で、徐々にこの数字が変化して
平成21年【74684】寺院…と思えば、少ないとなるだろう。
しかし、現在コンビニエンスストアが約43000~45000で飽和状態だから、
寺院の数はまだまだ多いと言わざるを得ない。
おまけに日本の人口は減少している。
住職不在で他の寺院が兼務している寺院も多い。
墓の在り方に変化があって当然だ。
話しはコロッと変わるが、私は俳優時代「一馬」つまり「KAZUMA」と云っていた。
「KAZU(数)」のテーマの次は、その名前に因んで「MA(間)」にしてみようと思う。
(数については、どうも盛り上がらなくて、話題のチェンジね)
私は司会講座の中で、「私の読んだ通りに真似しましょう」とよく言う。
更に、私の真似とは「音の流れの真似と間の長さの真似」と両方なのだよと。
ところが、苦労した挙句に「音の流れの真似」は上達しても、
「間の長さの真似」は難しいらしい。
間は一定ではなく、長かったり短かったりとバラバラで、変化は極端だ。
一般に素人の間は、押しなべて一定で、その上前掛かりである。
司会が巧くなる人は、「間を置く」「間を詰める」「間を図る」など、
間の扱いが素晴らしい…だから「間」の真似をさせるのだ。
「間」は「魔」に通ずる、あるいは、「間」は宝、
というくらいだから絶対に真似をして欲しい。
思いっ切り「間」を取る所は、死ぬ気で頑張れ!
真似ができたら後は自由だ、個性を出してやってよい。
11月には「徹底ナレーション講座」が待っています。
この講座、嫌になるほど「実践の読み合わせ」ばかりです。
改めて司会理論を教えるところはありません。
ですから、ベーシック講座受講済みの方が対象です。
興味のある方はご参加ください。
(03-3563-0025 綜合ユニコム株式会社、案内ページ)
そして告知はもう一つ。
10月25.26日の二日間、第23回「葬儀司会技術講習会」が、
全国農業協同組合連合会と一般社団農協流通研究所の主催で執り行われます。
(場所は平塚の営農技術センター研修棟)
前日から泊り込んで、二日間葬儀司会にだけ取り組む講座は地方でもありません。
対象はJAの方のみですが、多くの方のご参加をお待ちしています。
(お問い合わせ 農協流通研究所 03-5643-3676)