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2012年11月14日

海外研修レポート9 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

ついにヴェルサイユ宮殿。


物凄い人。
本日は年に一度の無料案内の日、だからこそ団体客用のチケットも販売していない。
運悪く雨…でも並びましたがな、雨の中。
人気スポットを訪ねるには、並ぶというのが原則、しかも世界共通。
それにしても大きい、圧倒する大きさ。
水なき土地に水を引き、丘を削り、森を狩り、自然を直線で仕切る。
そこに壮大な宮殿と庭園を築きあげた。
そりぁ時間も金もかかるだろうよ、とブツブツ言いながら宮殿の中へ。

かなり興奮した。
儀式や賓客の謁見のために使われた鏡の間。
想像していたより、幅が狭い。
勝手な想像で申し訳ないが、もっと普通に踊れるくらい広いのかと。
それでも、流石に凄いよね。
第一次世界大戦後、ドイツとの間で交わされたヴェルサイユ講和条約の調印場所。
学生時代、歴史や地理で学んだ場所に辿り着いた喜びは確かにある。
寝室のベッドも見ることが出来るのだが、意外と狭いような気がした。
それでも、時代が時代だからね。

さっと見て、土産を買って、シャルルドゴール空港へ向かう途中、モンマルトルの丘へ。
私には一切縁がないが、様々な芸術家を生んだ場所らしい。
この日も「テルトル広場」では似顔絵で生計を立てている画家たちが。
しかし我々の目的は、パリで一番高いこの丘に建つ「サクレ・クール寺院」。
一般の寄付で建設されたらしい。
ゴシック建築とは見るからに違う、どこか柔らかさが残っているのだ。
どうやらゴシック建築以前の建築様式であるらしい。
窓が小さくしか取れないが、壁面にフレスコ画が描かれたという。

それでは空港へ。
あっー、帰り道に見つけた「ムーラン・ルージュ」赤い風車だ。
このナイトクラブかキャバレーか、どちらでも良いけど…
あー本当はここへ行って見たかったのだ。
誠に残念、無念。

どこかの動物園で見た、鼠の穴のように複雑に絡んだ通路。
これ歩く歩道なのです。
乗ってみると、何だか周りから見られているみたいで観賞用の動物気分に。

ついに帰国だ…また飛行機で10数時間…これが苦痛。
取り敢えずは、お疲れ様でございました。


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11月29日に「徹底ナレーション講座」が開催されます。
定員を削った少数受講者による研修です。
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葬儀司会を伸ばしたいとお考えの方は、是非ご参加ください。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2012年11月14日 08:30

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