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2012年11月16日

葬儀司会研修in山形 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

新幹線「つばさ」に乗るのも年に数回。
紅葉シーズン真っ盛りの山形へ司会研修に伺いました。
日本で紅葉と云えば、葉は黄色から赤色までありますが、
ロンドンやパリは紅葉と云っても赤くなることはありません。
ですから正確に云うなら「黄葉」となるのです。
しかし、ここはJapan。
赤く染まった木々たちも秋の主役です。
伺った話ですが、北海道でも赤くなることは珍しいとか。
考えてみれば、緯度はロンドンで樺太と同じ程度、パリで北海道かな。
赤くならずに黄色のまま落葉してしまうようです。

宿泊したのは駅西口にあるワシントンホテル。
24階がフロントというのも凄い。
あの東日本大震災の時は相当揺れたでしょうね。
毎回ここに泊まっておりますので、何となく覚悟は出来ていますがが…やっぱ怖い。
ここの最上階は展望スペースもあり、宿泊しなくても見学に来ることができます。
上空からの景色です。

駅の周囲を散策しながら紅葉を楽しもうかと思ったのですが、生憎の雨。
最近、雨男のようになってきました。
仕方なく駅周辺の建物の中へ。
街はクリスマスムード一色になりつつあります。
ホテルのエントランスにもツリーがありましたが、室内もこんな感じ。
私が小学生の頃はケーキさえ珍しかった時代なのに、
今やクリスマスツリーは街の風物詩に変わったようですな。

この団体は、古くからのFUNETのお客様です。
ですから毎年のように葬儀司会研修会に呼んでいただいています。
顔馴染みの司会者も少しずつ増えてきました。
現在、業務は分業制で主にホールでの葬儀司会は女性。
人数も増えまして10~12名いらっしゃいます。
ブライダル司会と葬儀司会兼用のプロ方もいらっしゃるし、
元来ただの主婦だった方が、今では立派な葬儀司会者と様々なメンバー構成です。
毎月平均10本以上は司会業務に就いておられるようでした。
そしてこの日もオブザーバーを入れると約15名の方がご参加くださいました。

新人の方が若干いましたが、新人向けではなくベテラン向けに、
敢えて「葬儀司会初級コース」をやらせていただきました。
基本を踏まえた上で、その後は自由に個性を出してやる。
正直、ここの司会のメンバーは上手です。
それでも、この辺りでもう一度全員で初心に立ち返ろう。
悪い癖や聞きづらい言い方などがあるならば修正しよう、ということでした。
なかなか向上心旺盛な会社です。

しかし、今の時期が分岐点。
振り返ってみれば、たった1人から始まった葬儀司会の部署。
数年かけて2人から3人と、少しずつ人数を増やしながらここまで来ました。
司会の外部発注も徐々に減り、捌ききれない状態が続いています。
この環境があるならば、5人は増やして司会者15人体制に。
そしてその前に、もう一度葬儀司会を見直すというのは悪いことではありません。
全員の心の持ちようが、技術の再点検を一斉にやりましょう、ということです。

結果として、正解でした。
全員が揃って他の人の司会を聞くこと自体が珍しいのですが、
お互いの長所や短所、技術的に見習うべき点、それぞれの個性、
問題点も浮かび上がりましたが、思っていた以上に技術の確立が窺えました。
多少欠点の修正に時間が掛かる人もいるかもしれませんが、
総じて素晴らしいと思います。
私としては、司会者の待遇をもう少し良くしていただけたら幸いです。
努力している人、頑張っている人は、応援したいですからね。
皆様の活躍を祈ります、お疲れ様でございました。

<追記>
前日、打ち合わせを兼ねて食事をさせていただいた時、K原様にお会いしました。
今年退職されておりましたので、まさかお会いできるとは思っていませんでした。
お元気そうで何よりです。
そのK原様より、ラ・フランスを戴きました。
ちょうど食べ頃でとても美味しかったです、ご馳走様でした。

ついでにお土産として買ったのは、日本酒。
出羽桜の純米大吟醸「一路」。
帰宅後、早速飲みましたが、まるでワインのようでした。

子供がトランプで5段のピラミッドを作りましたので、その前でカシャ!
よく見ると、後ろの左、今は使わなくなったウォーキングマシンがあります。
そして椅子の手前の背には、シールがびっしり張られています。
僕の横にはいつも子供が座りますのでね。
生活感一杯のリビングでした。

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投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2012年11月16日 08:30

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