歴史のある葬儀社様です。
しかしここまでの道のりは、平坦では無かったと思います。
でも、経営者の皆さんが頑張って来られたことは、
現在のスタッフを見ると分かります。
スタッフの号令、挨拶、身だしなみがしっかりと教育されていました。
多分、経営理念がスタッフの心にも行きわたっているのでしょう。
葬儀の接遇研修会は、まずスタートラインがこうでないといけません。
研修会の最初に講師(私)から、
身だしなみ(茶髪、着こなし、態度など)を注意されているようなことでは、
その先の研修が進んで行きません。
悲しいかな、時として「研修会以前の問題を抱えている・・・」と、
冒頭で感じてしまう研修会があります。
(この時代にあってそんなことでは、先行きが本当に心配になります)
そういう意味でこの葬儀社様は、心の底から気持ちが良かったです。
この日の研修会は、
前もって打ち合わせをさせていただいたテーマを深めました。
「長い歴史がある」というのは、それはそれで色々な問題を抱えます。
一生懸命に仕事をする中で、問題が起こらないという方が不自然です。
しかしある時期にしっかりと対峙し見直さないと、
問題はさらに大きくなっていきます。
すでに、数十年やってきたことが通用しない時代が始まっています。
そして現場スタッフも自ら変わって行くことが求められています。
この葬儀社様が、現在抱えている問題を解決に向けるテーマが、
私の研修会実践とピッタリと合って、皆さんには喜んでいただけたようでした。
そして研修会後に、「さらに、次に向けたテーマが見えて来た」と
リーダーの方々がおっしゃいました。
学ぶ葬儀社様というのは、常に問題意識を持って取り組み、
勇気を持ってその問題に向き合います。
そしてさらに学んで行くことで、強い組織が作られて行くのだと思います。
大変お疲れさまでございました。
これからも頑張りましょう。応援しています!