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2012年11月05日

埼玉県近郊で、葬儀接遇研修会がありました(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

研修会で「前泊では無い」というシチュエーションは、久し振りでした。
いつもは大体、前泊をしないと行けない遠い場所が多く、
体のリズムもそうなっています。
「自宅から電車で40分程・・・」と近いと逆に遅刻しそうで緊張しました。
めっきり涼しくなった10月の友引に埼玉県の葬儀社様に行って参りました。

歴史のある葬儀社様です。
しかしここまでの道のりは、平坦では無かったと思います。
でも、経営者の皆さんが頑張って来られたことは、
現在のスタッフを見ると分かります。
スタッフの号令、挨拶、身だしなみがしっかりと教育されていました。
多分、経営理念がスタッフの心にも行きわたっているのでしょう。

葬儀の接遇研修会は、まずスタートラインがこうでないといけません。
研修会の最初に講師(私)から、
身だしなみ(茶髪、着こなし、態度など)を注意されているようなことでは、
その先の研修が進んで行きません。
悲しいかな、時として「研修会以前の問題を抱えている・・・」と、
冒頭で感じてしまう研修会があります。
(この時代にあってそんなことでは、先行きが本当に心配になります)
そういう意味でこの葬儀社様は、心の底から気持ちが良かったです。

この日の研修会は、
前もって打ち合わせをさせていただいたテーマを深めました。
「長い歴史がある」というのは、それはそれで色々な問題を抱えます。
一生懸命に仕事をする中で、問題が起こらないという方が不自然です。
しかしある時期にしっかりと対峙し見直さないと、
問題はさらに大きくなっていきます。
すでに、数十年やってきたことが通用しない時代が始まっています。
そして現場スタッフも自ら変わって行くことが求められています。

この葬儀社様が、現在抱えている問題を解決に向けるテーマが、
私の研修会実践とピッタリと合って、皆さんには喜んでいただけたようでした。
そして研修会後に、「さらに、次に向けたテーマが見えて来た」と
リーダーの方々がおっしゃいました。
学ぶ葬儀社様というのは、常に問題意識を持って取り組み、
勇気を持ってその問題に向き合います。
そしてさらに学んで行くことで、強い組織が作られて行くのだと思います。

大変お疲れさまでございました。
これからも頑張りましょう。応援しています!

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2012年11月05日 08:12

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