先日届いた業界誌「SOGI」では、「弔い」が特集されていました。
記事を読んで、数年前、直葬が急激に増えてだした頃を思い出しました。
ある懇親会で「火葬だけの葬儀でいいのか?」と議論がなされたのですが、
そこには「弔いが無い葬儀で良いのか」という疑念が内包されていたと思います。
ただ、直葬だから弔いが無いとはいえず、
そもそも旧来の葬儀で遺族の「弔い」をサポートすることはできていたか、
火葬だけであっても「弔い」をサポートする努力はできていたか、
という反駁になっていました。
故人を「弔うこと」は葬儀の本質の1つです。
弔いの無い葬儀は、葬儀とはいえません。
一方で、弔いの主体は遺族親族です。
葬儀社は弔いをサポートすることしかできません。
ただ、遺族がどう弔いたいかを汲み取るのが難しい。
どこまで汲み取れるかは、葬儀社のマーケティング(調査)力ですし、
総合力が問われるものです。準備も必要になるでしょう。
遺族の弔い願望を汲み取り、実現に近づける力が葬儀社の力です。
葬儀が形式的になるだけでなく、
故人の「弔い」の助けとなっているかを、常に再考する。
時代や世代や人によって、「弔い」の在り方は様々です。
遺族への気遣いも大切です。
弔いができる場としての葬儀になっていないと、
どのような葬儀であれ、価値は削られていくことになります。
葬儀の「弔い」という本質的な要素を、
改めて考えさせられた今日この頃でした。
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切りきらず、高低・強弱・速度の変化の組合せなど、自分の感性を磨く努力をいたします。
力まず語りかけるように、気をつけます。
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【開催概要】
開催日時 :2012年11月29日(木・友引前) 9:30~17:00
会場 :飯田橋レインボービル 会議室
東京都新宿区市谷船河原町11
TEL.03-3260-4761
定員 :18名(先着順)
参加費 :42,000円(1名様につき)
(消費税および地方消費税 1,900円含む)
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お問い合わせ・お申し込み先は、綜合ユニコム株式会社ホームページより