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2012年12月04日

震災用備蓄、その後(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

東日本大震災から、来月で1年9カ月になります。
先日リフォームをした機会に、半間の押し入れ分の「備蓄庫」を作りました。
「備蓄庫」と言っても、床から天井までのただの棚ですが、
特大クリアケースが入る大きさに区切ってもらい、
ごちゃごちゃとしたものがスッキリ収まりました。


我が家で震災後に始めた備蓄も、かなりまとまってきました。
その中で食料品は賞味期限があって、
ずっとそのままにはしておけない大変さがあります。
乾麺類、味噌汁、スープ類などの賞味期限は半年が多く、
すでに食べては補充をしています。
餅やビスケット等のお菓子類も、災害備蓄用に作られていないものは、
賞味期限があるので気をつけないといけません。

リフォームで作った床下収納には、2ℓ入り50本のペットボトル水
(4人家族で10日分のお水)が備蓄してあります。
震災後すぐに買ったペットボトルは、2年という期限がまもなくやってきます。
賞味期限別に色のシールを貼って、分かりやすくしました。
若干のズレはありますが、来年の3月~6月の内に期限がやって来て
順次補充をすることになります。
5年間の保存水も準備してありますが、時々こうして補充をしながら
何がどこに入っているのかをチェックをすることも、
とても大切だと感じています。
備蓄品のリストも作り直してひと安心です。

実は先日の我が家の耐震工事は、
2階を軽くするという究極の目的がありました。
我が家は2世帯住宅で私たちは2階が住まいです。
特にリビングには、夫の趣味のLPレコードが3000枚以上・・・。
映画館にあるような大きなスピーカーが2台・・・。
「地震の揺れは、重い場所に歪みが来る」と言われます。
(何度、地震が来てレコードに埋もれて、もがいている悪夢を見たことか・・・)
スピーカーは無理でも、せめてレコードだけは1階に降ろしたくて、
震災以来夫に懇願して来ました。
(あの地震の強い揺れを体験した私でないと、分からないようで、
夫はなかなか「イエス」と言いませんでした)
私は、玄関の1間半のクローゼットを全面レコード棚にすることに妥協して
(クローゼットの物は、処分したり移動させて大変でしたが・・・)
遂に3000枚以上のレコードを全部1階に降ろすことに成功しました。
2階が、随分軽くなったように感じます。

地震の揺れも違います・・・。
つい先日、東京の地下鉄内で震度4の地震を体験しました(恐かったです・・・)。
今、備蓄関連で言われていることが「0次の備え」です。
自宅での「1次的な備え」「2次的な備え」の手前にある、
出かけている時に地震に遭遇した場合の個人的な備えのことです。
そろそろ私も出歩く時の備蓄に着手しようと思う、今日この頃です。
「0次の備え」については、又の機会に・・・。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2012年12月04日 08:17

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