どちらかというと、新しいチャレンジに関しては、
評価するより批判する方が簡単です。
「少し疑問を感じる」「評価するにはまだ早い」など、
テレビやラジオの評論家は気軽に耳ざわりの良い批判をよくします。
しかし、その評論家が代替案を出して実行することはありません。
そういう姿勢では、現状を維持できても発展はありません。
新しいチャレンジには、チャレンジ自体に一定の価値があります。
新しい市場、商売を生むことも、誰かのチャレンジから始まります。
ですので、新しい挑戦に対しては様々な視点で価値を見出していく人でありたい、
そう思う訳です。
一方、チャレンジする側の立場の人は、
チャレンジすること自体に価値がある、などと甘えてられません。
評価されない、批判があるということは、必ずどこかに欠点があります。
それを分析して、改善する必要があります。
昨年の「名作ナレーション集」CDは、一定の販売数は獲得できましたが、
もっと売る方法がなかったか・・・とも思います。
1年間販売してみた結果、意外にも個人の方に多く買っていただいた。
そういう視野が始めにあれば、法人向きに設定していたところを個人向きに
改善できた点もあったと反省します。
昨年から新しく始まった司会研修「徹底マイクトレーニング講座」は、
少数開催で内容が充実し、受講者には司会が向上したと評価していただきました。
しかし、もっと多くの受講生に参加していただくために、
どう訴求したら良いかという課題も残りました。
「新人を司会ができるレベルにもっていく」というベーシック講座は、
一定数の評価をしてもらっています。
「司会ができる人間を、より質の高い司会者にもっていく」という
徹底マイクトレーニング講座は、葬儀全体の価値向上にどれくらい寄与するか、
受講者だけでなく、その葬儀社の経営者・従業員全体にも、
価値を見出してもらう努力が必要だと考えています。
挑戦者としては、そのチャレンジに価値や意義を見いだしている訳ですから、
それを多くの人に上手に伝えていく術を伸ばしていく必要がある、そう思う次第です。
このあたり、今年の課題の一つです。