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2013年01月09日

工程管理(工場長こと古家寛)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

会社で、中国製の商品を30個買ったのですが、
その内20個が不良という悲劇に遭遇しました。
検証したらケーブルに不具合があったのですが、
ロット単位で不良が出るというのは全く検品していない証拠ですね。
純国産の信頼性が貴重に思える瞬間です。


(不良ケーブルも20本あると壮観)

何も中国に限ったことではないでしょうが、
こういうことが起こる商品は、信頼に影響します。
製造現場はこんな感じかな・・・と邪推します!?

従業員「部長、ケーブルが1,000本足りません」
部長 「似たようなケーブルが、前に1,000本あっただろ。
    あれ代わりに入れられないか」
従業員「あのケーブル、形は似てますけど使えません」
部長 「形が似てるのなら文句言われてから交換したらいいわ。
    10,000個の注文で1,000個くらい問題ない。
    それより納期に数を揃えることが重要だ」
従業員「どうせ日本に売る物ですしね」

と書いて、似たようなことは最近日本でも起こっていました。
除染作業の手抜き問題。
中間貯蔵施設が足りない課題はあるとはいえ、
川や一般水路に流すのは問題外。仕事の本質を外しています。
それでも「納期までに案件(除染)を完了する」というプレッシャーが、
正しい工程を歪めるのでしょう。
被害を受けるのは、いつも末端の消費者、一般人です。
この問題、誰がどう責任を取るのでしょうか気になるところです。

ま、他者の文句ばかり言っていますが、
私も業者から買った製品をそのままお客様に送った結果、
不良品で平謝りした経験があります。
そういう経験があるので、検品する大切さを知っています。
そして不良品があった時、メーカーに連絡をして、
円滑な関係を築きつつ迅速に良品と交換してもらう、
特殊な経験をたくさん積ませていただきました。

仕事の量や数が多くなる程、
その品質の管理や信頼性を保つことは難しくなるでしょう。
弊社のような小さな会社の場合は工程管理がしやすいですので、
逆にミスが無いことを武器としていかねばなりません。
人の振り見て我が振り直せ、ということで、
今年もトラブルの無いように確りやっていこうと思う次第です。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2013年01月09日 08:16

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