預かる子は、日本人が一番多いけど、皆が皆そうではない。
驚いたことに、外国の子供が来て日本語が全くダメだったこともある。
それでも子供は逞しく、コミュニケーションを取ろうと必死。
何とかなるものだから不思議である。
短期の非常事態だからしかたないけど、困ったものだ。
ハーフの子供も多かった。
意外と私の実の子供と思われることが多く、里親ながら少し恥ずかしかった。
そんなハーフの兄弟が、今でも近所に住んでいる。
きっと縁があるのだろう。
上の子(兄)も高校の卒業式、成人式と訪ねてくれた。
当然、焼き肉とご祝儀だ!
皆で祝ってあげるのは、支えてくれている人たちが存在することの証だから。
今回、下の子(弟)の番であった。
やはり同じパターンだったが、焼き肉は来月の誕生日に回して、
なにはともあれ二十歳になったのだから、アルコールであろう。
ということで、家族全員で居酒屋へ。
思えば、この子が一番私に似ていた。
勿論、他人の空似だとは分かっているが、やはり気にかかる。
我が家に居たのは、幼稚園の終わり頃から小学3年まで。
幼い頃は足が速くリレーの選手であった。
中学・高校では野球部、歩んだ道のりもどことなく私に近いのである。
社会人になって2年、辛くても頑張っているようだ。
今ではお付き合いしている女性がいて、しっかり待ち受け画面に…。
成人式に大雪が降った。
前途多難であるかのようだが、これから歩む大人の人生が、
真っ白から始ると思ってもらいたい。
人生はこれからだ、どうにでもなる。
とにかく、粘って粘って突き進め。
Y君、どうか幸せになってくれ!