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2013年01月18日
中央仏教学院通信教育部「学習課程」3年生になりました。
学習課程は、僧侶になるためのコースではありませんが、「おつとめ」の授業は、
浄土真宗本願寺派のお経や偈文を本格的に学び実践します。
実は私はこの「おつとめ」が大好きで、
入学してから色々なお経や偈門が、お唱えできるようになりました。
年度末の学習会最後の日には、成果発表会があり、
それぞれの学年や課程が1年間学んだことを発表します。
1年次は「正信偈」の調声人、六人の中の一人になりました。
2年次は「阿弥陀経」の同音をリードしました。
この時は張りきり過ぎて、節柝(拍子木のような物で、速さを一定にまとめます)
の方の隣で、私が大きな声を出すものですから、
一緒になってどんどん速くなってしまいました。(それも一つの経験ですが・・・)
そして3年次の終わりには、私が大好きな、
往生礼讃の「般舟讃」を学習課程2年3年で唱えることになりました。
7月までにまとまるのかが心配ですが、
早速全員でお経本を揃えて練習をはじめました。
お経にも音程があります。
正信偈の日常勤行は「レ」音から始まり、途中から「ソ」になります。
阿弥陀経は「ミ」音です。もちろんのことお経本に楽譜は書いてありません。
僧侶向けには、高額な値段で市販されているようですが、
私たちにはなかなか手が届きません。
発表に決めた、往生礼讃の「般舟讃」は、
出だしから全般で音程がすごく動きます。すこが好きなのですが・・・。
「南無至心帰命礼」(なもししんきみょうらい)は、
レーレーレーレミミレレーレー となります。
配布された練習用CDを聞いただけでは難しくて、
このお正月休みに、私が楽譜用に聴音することになりました。
楽譜に作成する順番は・・・
①お経文をカタカナで書き出します
②その隣に、CDを聞ききながらドレミ(音符)を聴音し、書いていきます
③それを最後に五線譜に書き出します・・・という流れです。
ひとつの言葉に、たくさんの音が入ったり、
ひとつの音に、たくさんの言葉が入ったり、
普通の音楽を聴音するのとは違い、ちょっと大変でした。
でも聞き取っている内に、何となく書き方が分かって来て、
すごく楽しかったです。
次回の学習会では、この楽譜を使ってみんなで練習しようと、
楽しみにしています。 合掌
追記
1月に書いたこのエッセイをとても多くの方々が読んでくださっているようで、
大変驚いております。「お声明」を勉強する(洋譜にすることも含む)上で、
気をつけなければいけないことや、その後の練習状況も私なりに書きましたので、
お読みいただければ幸いです。
⇒ 「往生礼讃(般舟讃)」を楽譜にしました・・・の、その後
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投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2013年01月18日 08:25
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