例えば、駅の出口等でよく見かける光景。
居酒屋のオープン記念や美容院やマッサージ店の宣伝のためのテッシュ配り。
100人に配って、何人が受け取ってくれるのだろうか。
1000人配ろうが、1万人に配ろうが、その比率は大して違わないだろう。
中には露骨に嫌な顔をする人もいるだろうし、突き返す人だっているはずだ。
しかし受け取ってくれない人がいるから、断る人がいるからこそ、
この仕事は初めて成り立つのだ。
一般にセールスとはこんなものじゃないだろうか。
嫌な部分があるからこそ、順調に行かないからこそ、
お金(給料)がいただけるのだろう。
だから「もっとお金が欲しい」となれば、
もっと嫌なことにチャレンジしなければならない、ということになる。
私事で恐縮だが、講師の仕事も打ち合わせと違ったりするのは当たり前。
むしろ打ち合わせ通りに事が運ぶ方が珍しい。
そんな時には奇跡が訪れたと神や仏に感謝しまくり。
打ち合わせと違う設定・環境でも、どうこなすかも講師の仕事なのだ。
いつもいつも満足いくとは限らないが、それでも出来る限りの努力は惜しまない。
嫌なことがあったり、予定通りにいかなかったり、約束と違ったり…
仕事上でのトラブルは日常茶飯事。
しかし、ここでよーく考えるのだ。
うまくいかないからこそ「仕事」であって、
すんなりと全てが思い通りに行くのは、頭の中で描いた夢や空想の世界に近い。
嫌なことに、自ら飛び込んでいく人に、
仕事も幸運も、そしてお金もやってくる。
人生は思い通りにはならない。
他人は都合通りには動いてくれない。
これが真実だ。
「イヤな方から幸運の矢は飛んでくる」
萩本欽一さん、いい事言いますねえ!
心の成長のため、日夜努力を惜しまないようにしたい。
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