今回は、得意?の競馬ネタではなく、前日の工場長のエッセイに続き、
見学させていただいた葬祭セレモニー司会術【ベーシック講座】についての
感想を書いてみたいと思います。
4月2,4日の弊社石川講師の葬儀司会講座に続いて、
4月15日にわが社のエース井手講師による
葬祭セレモニー司会術【ベーシック講座】を見学させてもらいました。
石川講師の講座は、穏やかな落ち着いた雰囲気を感じさせてもらいましたが、
井手講師の講座には、なにかとても熱いアクティブなものがありました。
印象に残ったのは、個性が邪魔になりそうな葬儀という司会術の中にも
表現者としての熱意みたいなものを感じました。
話は違いますが、同じ喋る職業に電車の車内アナウンスをする車掌や
スポーツ実況をするアナウンサーを思い浮かべます。
最近はほどんど耳にしませんが、車掌の中には独特の発声や
言い回しのアナウンスを聞いたことがあります。
内容を知りたいのにとても聞き取りづらいこともありました。、
また、スポーツ実況をする中で、意味不明のフレーズを並べ立て絶叫したりと
少し方向が違うのではないかと感じることも多々あります。
その点、井手講師の講座には、葬儀司会という場で個性を出しながらも
実にスムーズに嫌味を感じさせないようなテクニックを
取り入れているのではないかと感じました。
また、講座の進め方についても、受講者とマンツーマンでのやり取りも多く、
その中で叱咤激励しつつ、伝えようとしているように見えました。
実は私は、人前でしゃべることが苦手というよりも
何かを発信したりすること自体が嫌いなほうで、
それゆえに伝えようとする意識があまりないためでしょうか
口も大きく開けないので、滑舌も悪く、一番教えなければいけない人間が
身近にいるのかもしれませんね。
だから、受講者の中には、ひとつ殻があって弾けきれない人も
いらしたようですし、その気持ちはとてもわかります。
でも、井手講師のポジティブさは、司会者を目指すうえで、
何かの刺激や契機になったのではとも思いました。
前日の工場長のエッセイの中に
>4月から弊社に入社した加藤通俊さんは、
>この第49回目が1回目のベーシック研修の見学です。
>もしかしたら、9年前の私と同じ心境かもしれません。
>新鮮な気付きが多かった・・・と思いますが、
>それはご本人のエッセイに任せましょう。
とあり、ハードルを上げられた?こととまだ日も浅いため、
少し生意気なものになっていなければよいのですが…
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