インド人の優秀さを表す逸話として語られるのが、ゼロの観念を発見したこと。
十進法の数字の表記もインド人の功績による。
ヨーロッパではアラビア数字とよんでいるが、アラビアではインド数字とよばれた。
有名なのは、初等教育での二桁の掛け算を暗記するという教育、
またホットメールを発明したのもインド人。
ヘェ~カレーを食いながらかよ、信じられない。
インド人は何だか痩せてる、スタイルのよい人が多いなあと思っていたら、
菜食主義者がかなりいるらしい。
人口の8割のヒンドゥー教徒が一般に菜食主義だし(これだけで約8億人)、
カースト制度のランクが高い人ほど厳格になるという。
魚肉だけではなく卵も食べないらしい。
牛は神聖な動物だから決して口にすることはないが、
イスラム教徒だったら牛肉は食べるが、教義から豚肉は食べない。
ジャイナ教徒は完全な菜食主義者、綜合的にインド人はスタイルがよい。
ヒンドゥー教とイスラム教を比較する。
この癖は葬祭ディレクター試験の癖か?
ヒンドゥー教 火葬 牛食べない 寺院
イスラム教 土葬 豚食べない 城の周りは城壁や堀
…大したことはなかった。(スマン)
ではアグラに於ける最後の世界遺産ファテープル・シークリー。
ムガール王朝第3代皇帝アクバルが子宝に恵まれないことを案じて、
アグラ郊外のシークリーに住む聖者に相談。
そして実際に子供を授かったことから都をこのシークリーに移転した。
最上階のドームに向かって4つのフロアからなる5重の塔。
ペルシア様式を取り入れた176本の柱、風通しが良い。
しかし、水源の確保の困難などの理由により、たったの14年で役目を終えた。
アクバル帝が執務をこなした場所から見える景色。
池の真ん中では、音楽奏者が楽器を奏でていたそうだ。
これらは戦火に晒されることなく現在に至っており、
往時の姿を今に残す赤砂岩で作られた王の住居をご覧ください。
映像のリンク:http://youtu.be/7lCBN-jz-ow
そしてここで政治的な話し合いが行われたという。
世界遺産ファテープル・シークリーのハイライトと呼ばれているのがこちら。
見事な彫刻が素晴らしいディワニ・カース。
独特の建築構造から宝石の家とも…緻密な彫刻で飾られ、玉座は圧倒的な美しさ。
中庭に刻まれたマス目。
こ、これは、人間ボードゲームようだ。
人間を駒に見立てる…まあ、そんなもんだろう。
その外観をご覧いただきたいが、写真でお分かりいただけるだろうか。
圧倒的なその広さが。
アクバル皇帝には、政治的な判断もあって妻は三人(羨ましい)。
その三人は、イスラム教・ヒンドゥ―教・キリスト教で住居も当然別々。
子供を授かったのはヒンドゥ―教徒の妻。
良かったね~!
ではまた。