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2013年05月22日

第61回葬祭初級講座・司会編in岡山終了 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

全国を網羅する組織だから、講座開催の便宜上東日本と西日本を分けている。
今回は西日本が中心で会場は岡山県。


(岡山の天気予報は、香川県と一緒なのです)

この団体の凄さは、テーマを絞っていけるところだ。
普通に考えて、何でもかんでも欲しがる事務局は、結果として成功しない。
思いっきり【テーマ】を絞らなきゃ!
つまり、それだけ多彩に講座が組まれていること、人材教育に力を注いでいること。
この大きさと圧倒的なパワーを、私は凄いと思っている。
(勿論、問題点がない訳ではないが…)

2泊3日の初級講座で私の担当は3日目。
初級というからには、新人向けの講座である。
司会講座といっても全員が司会者になるわけではない。
この司会講座の大きな目的は、大きな声でハッキリとした言葉で堂々と話せること。
接客でも電話応対でも滑舌が明瞭に切れていることが望ましい。
そして次に、葬儀司会のコツ、ルール、約束事が存在するということを知ること。
そうしなければ、葬儀司会の基準を知らない担当者が増え続ける。
それだけは何としても避けたい。
そして司会者になりたいという者は、そのまま次へのステップになる。
2年経てば、葬祭ディレクター技能審査の実技試験の一つ「司会実技」が待っている。
これらをトータルで考えて、テキストは作成してある。

28名の参加者。
ネットでの事前練習をやってきている者は殆どいない。
西日本は東日本と比較して遅れているのだ…彼らがではない。
連絡をしなければならない、その責を負うべき者が…であろう。
スタートで出遅れはしたが、最近の若者は優秀だ。
昼前には、もしかしたら…と思える参加者がチラホラと出てきた。
食後、かなりマイクを回したのは事実だが、全員の司会が明らかに違ってきた。
皆でチャレンジし、皆で競い合って少しずつ上達していく。
頭の中では、何を、どのようにすればよいのか理解している。
つまり「イメージ」は明確に描かれているのだ。
後は、練習だけ…それを繰り返すだけだ。

今回に限らず、ここ数年の新人研修はこの傾向が顕著だ。
大変喜ばしい。
本当に必要な物…そこにテ-マをグッと絞ったからだろう。
最近、新人研修が楽しくて仕方がない。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2013年05月22日 08:30

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