さて、折角なので葬祭ディレクター対策に関して。
いつも対策に取り組む前に、自分で昨年の学科試験を解きます。
2級は、ここ8年で初の満点でしたヽ(´ー`)ノ。
一方、1級は90点でした(´・ω・`)。
昨年の学科合格率は、2級・1級共に15%も上がっています。
こういう時は、たいてい「易しい」問題が出題されていることが多い。
でも実際に解答すると、私の実感では、昨年と難易度は変わらなかった。
多くの受講生が事前準備をキチンとするようになり、
合格率が上がっているのかなと推測します。(今年の受験生も頑張ってください!)
司会・接遇は、大筋では昨年と変わらないと思われます。
接遇は、より丁寧に、遺族の心情に配慮した接客が求められています。
例年得点率が高いままなので、試験内容のテコ入れをしたいのでしょうが・・・
実演例を見ると疑問に思うところもあり、
実務に即した試験をするのは難しいもんだと感じる次第です。
司会も同様。
ただ、受験する以上は試験のルールに従うということも重要です。
出題者にも意図があるのでしょうから、それを汲む努力も大切でしょうね。
実技筆記は、課題が増量されました。
2級が1問増えて46問、1級は6問増えて106問です。
今までは課題が差し替えられて課題総数は変わらなかったのですが・・・
それだけでは対応できなくなってきたのですね。
追加されている課題内容は、時事的な内容が多い気がします。
来年以降も、その時々の葬儀の話題が取り上げられて、
新たな課題として増えていく可能性は十分にあるでしょう。
そうそう、時事問題と言えば、
昨年の学科試験では「墓地、埋葬等に関する法律の一部改正」
(平成24年4月1日施行)に関連する問題が出ていました。
ということは、今年も、当に今時分の話題は試験に出る可能性があります。
・平成25年度税制改正法案通過に伴う、相続税の改正(増税)。
・公職選挙法改正案の通過に伴い、成年後見人が付いた人にも
一律に選挙権が認められるようになったこと。
このあたりは、押さえておいても良いかもしれません。
そんなところでしょうか。
菖蒲湯に入ったと思ったら、あっという間に5月も過ぎ去りますね~。